第一学院高等学校といえば、全国に52のキャンパスを持つ、人気の通信制高校です。
また、国公立大学やMARCHへの進学実績も高いことで知られています。
通信制高校とはいえ、その人気や実績の高さから
「学力で入試に落とされることがあるのかな?」
「どのキャンパスに入学しても同じなの?」
など疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は
・第一学院高校の偏差値と難易度
・校舎ごとの違い
・入学試験の流れ
・入試対策
について、順番に解説していきます。
目次
第一学院高校の偏差値は高い?難易度は?
第一学院高等学校を希望しているけれども、入試に合格できるかどうか不安に感じている方もいますよね。
確かに、大変人気があり大学への進学実績も学校ですので、倍率も高そうに感じます。
しかし結論からすると、第一学院高等学校には偏差値はありません。
というのも、第一学院高等学校の入学試験は書類選考・面接・作文で行われます。
俺も俺1人で思ってると思ってた←
そう!なんか惜しいんだよwwwやっぱりな←
俺が行った第一学院は入試の筆記試験が無くて、週1日からでも通えるし、通わないで家にいながら勉強って言うのも出来る!あと、登校時間が遅い— ログアウトしましたブロ解してください (@_rita__n__oO) June 19, 2017
学力を測る試験がないため、偏差値はないということです。
たしかに、実績などを考えると、学力試験はなくても厳しい面接や難しい作文を課されるのではないかと考えてしまいますよね。
しかし、面接や作文に関しても決して難しくなく、一般的な受け答えができれば問題ありません。
つまり、難易度も高くありません。
入試は面接と作文なので難易度で言うと、易しいですね。
引用:Yahoo !知恵袋
総合的に見て、第一学院高等学校は入学試験を受けて不合格になる可能性はかなり低いです。
ただ、キャンパスによっては受け入れ人数の指定がある所もあり、出願者数が多すぎた場合は希望するキャンパスに入れない可能性もあります。
第一学院高等学校に進学を希望する場合は、早めに資料請求をし、説明会に参加しましょう。
また、面接の態度が極端に悪かった場合や、書類の不備、課題作文に空白が目立つなど、明らかに入学の意思を感じることができなければ、不合格になる可能性はあります。
難易度が低いからといって、決して油断しないようにしましょう。
第一学院高等学校の入試は校舎ごとに違う?
冒頭で、全国に52ものキャンパスを構えていることをお話ししました。
いくら同じ高校名で運営されているといっても、それだけの数の校舎があれば、
「校舎によって入試の内容が違うのでは?」
「校舎によって難易度が違うのでは?」
と思ってしまいますよね。
しかし、ご安心ください。
第一学院高等学校の入試内容や難易度は全国どの校舎も同じです。
たしかに第一学院高等学校は、校舎によって専門コースが設置されています。
具体的には、次の通りです。
高萩本校:スポーツコース(サッカー部)、本校通学コース、通信コース
銀座キャンパス:eスポーツコース
中目黒キャンパス:芸能コース
新潟村上キャンパス:スポーツコース(スケートボード部、スノーボード部)
島田キャンパス:ペットコース
犬山キャンパス:ペットコース
鶴舞キャンパス:美容コース
大阪本町キャンパス:芸能コース
養父本校:本校通学コース・通信コース
ただ、こちらに関しても基本的な入試は全て同じとなります。
ですので、学びたい専門コースがあるのであればそのキャンパスを受験すれば良いですし、専門コースを希望しないのであれば、全国にある校舎の中で一番通いやすいところを受験して問題ありません。
もちろん専門コース以外については、全国どのキャンパスに入学しても、システムは一緒です。
ですので、基本的にはどの校舎に通うとしても、同じ教育が受けられると思って問題ありません。
第一学院高等学校への入学方法は?
たしかに通信制高校への入学方法は普通科と違うのかなと思ってしまいますよね。
では、実際どのような流れで入学することができるのか、確認していきましょう。
第一学院高等学校の入学までの流れは、簡単に言うとこのようになっています。
①資料請求/オープンスクール・学校説明会・個別相談
②出願
③入試・選考
④合格発表
⑤入学手続き
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
資料請求/オープンスクール・学校説明会・個別相談
出願する前に、まずはパンフレットを取り寄せるか、オープンスクールや学校説明会に参加することが必要となります。
オープンスクールなどでは、個別相談も受け付けているため、不安なことがあれば、そこで確認することができます。
出願
ウェブ出願ページから、出願フォームに必要事項を記入します。
案内に従って入学検定料または登録料を支払います。
その後、中学校もしくは高校で作成する書類を郵送するか、直接持参することで、出願が完了となります。
ちなみに、この出願時に作文(テーマ「自分の未来について」)も一緒に提出することになりますので、忘れないようにしましょう。
入試・選考
偏差値がないとはいえ、入学するためにはしっかりと試験を受けて合格しなければなりません。
とはいえ、当日の試験は先fほど説明した通り、面接のみとなります。
面接と聞くと、少し堅苦しく厳しいものではないかと思ってしまいますが、常識的な対応ができるか判断するための簡単なものですので、それほど緊張する必要はありません。
ただし、この面接は本人だけでなく、保護者も同伴で一緒に受けるということだけ注意が必要です。
試験日程については、出願受付の後に電話か郵送でお知らせがあります。
合格発表
入試日から1週間前後で合格発表となります。
合否の通知は、本人と在籍校あるいは前籍校宛への書類の郵送で行われます。
郵送物が届いたら、必ず確認するようにしてください。
入学手続き
合格の場合、本人宛に合格通知書と振込用紙が送られます。
その振り込み用紙で、振込用紙にて学費を支払います。
期日に遅れると入学辞退とみなされることがあるので、しっかりと期日を確認して確実に支払いを行いましょう。
また、指定期日までに必要書類を提出する必要がありますので、こちらも忘れないようにしてください。
第一学院高等学校の入試対策は何をすればいい?
第一学院高等学校には偏差値がなく、難易度も決して高くない入試ですが、それでも不安になる方もいるかもしれません。
そこで最後に、第一学院高等学校の入試対策方法を
・作文
・面接
に分けて、解説していきます。
作文
出願時に作文の提出があることは先ほど説明しました。
勘違いしないでほしいのが、この作文は生徒をふるいにかけるためのものではありません。
テーマも「自分の未来について」というもので決まっており、生徒の適性や今後の方針について見るという目的があります。
そのため、深く考えすぎたり思ってもいないことを書く必要はなく、自分の今現在の気持ちを自分の言葉で表現することが大切です。
ですので、特に対策をする必要はありません。
どうしても心配であれば、保護者の方が一緒に考えてあげてください。ただ、子どもによっては、自分の夢を親に知られたくないと思う子もいるので、その場合は、子どもを信用して1人で書かせましょう。
面接
試験日には面接が行われます。
しかし、この面接も落とすためのものではなく、言うなれば「面談」のようなアットホームな雰囲気で行われますので、不安に感じる必要はありません。
質問内容についても、「なぜこの学校を選んだのか」「入学したらやりたいこと」など一般的なものになっています。
常識的な態度で自分の素直な気持ちを話すことができれば問題ありません。
さらに言うと、当日は保護者同伴となっているので、子どもが何も言えなくなってしまった場合でも、保護者の方が助け舟を出すことができます。
しいて言えば、事前に軽く打ち合わせをして、当日に意見の食い違いが起こらないようにしておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、第一学院高等学校への入学について説明してきました。
まとめると、
・第一学院高等学校には偏差値はない
・入学を希望する場合、事前に資料請求をしておく
・試験は作文(事前提出)と面接(保護者同伴)
となります。
第一学院高等学校への入学を希望される場合はぜひ参考にしてみてください。