東海大学付属望星高等学校は、専門学校や大学への進学率が高い普通科の通信制高校です。
校舎は東京渋谷区にあり、学習スタイルは、「放送教育コース」と「平日教育コース」の2種類があります。
そんな東海大学付属望星高等学校の
・評判や口コミは?
・学費はどれくらい?
・入試はむずかしい?
・進学先は?
・どんな部活があるの?
について詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
東海大学付属望星高等学校の評判や口コミは?
東海大学付属望星高等学校の「学習スタイル」と「校則」について、口コミや評判を紹介します。
学習スタイルについての評判
東海大学付属望星高校では、放送教育コース(月2回)をベースに、自宅で学習を進める生徒と、平日教育コース(週4日)を選び、学校でサポートを受けている生徒に分かれます。
また、無学年制を導入しているめずらしい学校でもあります。(学年)という枠にとらわれることなく、3年間で74単位以上の単位修得を目指せばいいので、留年という概念がありません。
「通信講座は、自分のペースで学習することができるので、分からないところは何度でも聞き直せて助かった」
「大学進学を希望している生徒は、時間を効率的に使えて良い」
「学校に通わないでネット学習だけでレポートを提出できるのか不安でしたが、平日のサポート授業のおかげで先生に直接聞けました」
「無学年制なので体調などを優先しつつ自分のペースに合わせて登校できる」
「進路の選択肢が多いです」
「普通にレポートを提出していれば東海大学にいける」
パソコンやタブレットでの学習は繰り返し聞き直せるので、理解に徹することができそうですね。学習に不安を抱えている生徒は、講師のサポートが受けられる平日に通学をしましょう。
無学年制なので、中学の頃にあまり登校していなかった生徒も安心して、自分のペースで学習を進めていけますね。
校則についての評判
東海大学付属望星高校では、制服の指定もなく、髪型やメイクの制限もありません。
「バイトをしながら学ぶことができた」
「色々な生徒がいたが徐々に自由な考え方や、個性を認め合い、広い視野をもつことができました」
「制服がなく、服装やメイク髪型も自由なので、派手な生徒もいた」
「今まで関わりが無かったタイプの人でも、話してみると仲良くなれた」
アルバイト、服装や、髪型など、特に決まりがないので自由なファッションを楽しむ生徒が多いようですね。中には派手な格好、メイクをしている生徒もいるそうですが、個人を尊重し合える生徒が多い傾向にあるといえます。
おしゃれに興味のある生徒が多いと自分自身もいい刺激がもらえそうですね。
東海大学付属望星高校についての悪い評判はありませんでした。個人的には、自宅で学ぶ人、通学している人、それぞれ自分で選択でき、自由度の高い高校であると思います。とはいえ、悪い評判のない通信制高校なんてかなりめずらしいですね。
東海大学付属望星高等学校の学費はいくらくらい?
東海大学付属望星高校では、「放送教育コース」をベースに自宅で好きな時間に学ぶことができます。また、追加で週に4日通学してサポートを受ける「平日教育コース」があります。どちらも費用は同じです。
入学金 | 20,000 |
施設設備費 | 23,000 |
後援会入会金 | 10,000 |
授業料 | 132,000 |
教育運営費 | 60,000 |
後援会費 | 18,000 |
生徒会費 | 6,000 |
初年度合計 | 365,000 |
・高等学校等就学支援金の対象世帯は、月額9,900円から交付を受けることができます。
・東京都在住の対象世帯は、授業料軽減助成金の交付を受けることができます。
・一部科目の履修(学外併修・選科・特科)1単位につき2,100円です。(教科書代と諸雑費は別途)
・付属高校のため東海大学の入学金は、一般生生徒の半額になります。
大学進学や、専門学校に向けて段階的に履修が必要な科目もあるので、追加でかかる費用は、あらかじめ学校説明会で調べておきましょう。
東海大学付属望星高等学校の入試はむずかしい?
東海大学付属望星高校の入試は4月と10月に行っています。
入試内容は、作文と面接のみになります。ですので難易度はそこまで高くはありません。学力は判断基準にしていないため、作文と面接の対策をしっかり行いましょう。
これまでの作文課題で多かったのは、「今までの自分」「これからのわたし」でした。ですので、東海大学付属望星高校で学んでいきたいことや、将来の目標について書けるように練習をしておきましょう。
面接では、「志望理由」や「興味関心のあること」を聞かれることが多いと思います。他には、「学校の特徴」や「登校しない日の過ごし方」などを、聞かれた方もいるそうです。
この辺りも答えられるように準備しておくといいですね。作文と面接の対策をしっかりと行い、合格率を上げていきましょう。
どんな部活があるの?
東海大学付属望星高校には12の部活があります。大会優勝経験のある部活もあり、真剣に取り組んでいる生徒が多いです。
科学部・囲碁将棋部・演劇部・音楽部
家庭科部・剣道部・軟式野球部・サッカー部
卓球部・硬式テニス部・バドミントン部・バスケットボール部
【科学部】
いま世間を騒がせている微小粒子状物質PM2.5、窒素酸化物NOx等の大気汚染物質について、大学の研究室と連携した調査を中心に活動しています。
【囲碁将棋部】
駒の効きを計算しながら対局することで、思考力を鍛えることができます。希望者は公式の対局に出場し、プロの棋士から指導を受けられます。
【演劇部】
役者と裏方に別れて1つの舞台をつくりあげます。協調性を養い、達成感と充実感を味わうことができます。
【音楽部】
仲間とバンドを組んで真剣に練習に取り組み、文化祭やクリスマス会で演奏を披露します。
【家庭科部】
自分たちで食べたいものを相談して作ります。料理が上手になるだけでなく、作った料理をみんなで試食して楽しい時間を過ごすことができる部活です。
【剣道部】
たくさんの大会優勝経験のある部活になります。本校の地下道場で活動をしていて、都大会や昇段審査会などにも積極的に参加をしています。
【軟式野球部】
活動場所は、屋上にある風通しの良いグラウンドです。都大会優勝を目指して練習に取り組んでいます。
【サッカー部】
一人一人の能力・体力・体調に合わせて楽しく活動します。私学大会の優勝経験もある部活です。
【公式テニス部】
初めは、ラケットやシューズなど必要ありません。未経験から気軽に楽しく活動しています。
【卓球場】
個人、ダブルスそれぞれ優勝経験が豊富な部活です。熱心に練習に取り組んでいます。
【バドミントン部】
週に1回近くのスポーツセンターを利用して、活動しています。運動不足を解消したい方も歓迎している部活です。
【バスケットボール部】
大会優勝3連覇の実績をもつ強豪チームです。今ではたくさんの生徒から応援される人気の部活になっています。
東海大学付属望星高校では、「中学生の頃は部活動に興味をもてなかった。」「入部したけど人間関係に悩み途中でやめた。」そんな方を、すべての部が歓迎しています。
通信制高校なので、活動日数は週1~4回ほどと、全日制の高校と比べて少ない日数が特徴です。そのため、バイトとの両立も可能ですので気軽に体験、見学してみてください。
東海大学付属望星高等学校の進学先は?
東海大学付属望星高校は大学や専門学校へ進学する生徒が毎年150人前後と、大変多い進学率を誇ります。
国内に8か所ある東海大学には様々な学部があり、生徒一人ひとりに合った進路が見つかるでしょう。
文化学部・政治経済学部・法学部・法律学科
教養学部・健康学部・理学部・工学部
観光学部・情報通信学部・海洋学部・医学部
経営学部・基盤工学部・農学部・国際文化学部
生物学部
これだけの学部がある大学の推薦入学を狙えるのは、付属高校ならではの強みですね。また、付属高校から入学する場合、入学金が半額になります。
その他の進学先は
東京大学・首都大学東京・東京芸術大
東京外国語大学・一橋大学・BBT大学
青山学院大学・跡見学園女子大学・江戸川大学
桜美林大学・嘉悦大学・学習院大学
学習院女子大学・慶應義塾大学・國學院大學
上智大学・尚美学園大学・女子美術大学
明治大学・早稲田大学・共立女子短期大学
ここまでの進学実績を誇る通信制高校は、なかなかないと思います。
東海大学付属望星高校では、大学の教授による模擬授業を受けられたり、大学・短期大学へ体験留学ができる制度も充実しています。生徒の進路希望を実現するため、講師は、進路相談や入試対策を徹底しているといえますね。
とはいえ、「高校卒業後の進路なんてまだ分からない。」という方もいるでしょう。そんな生徒に向けて、東海大学付属望星高校では、様々な研修を行っています。
おススメの研修は
・ハワイにある東海大学「ハワイ東海インターナショナルカレッジ」へ52日間の留学
・ヨーロッパ研修(デンマーク・ドイツ・オーストラリア・フランス)12日間
「ハワイ東海インターナショナルカレッジ」への留学では、実践的な英会話力を養い、異文化を肌で感じることが目的です。海外や語学に興味のある方は、貴重な体験を積むことができそうですね。
ヨーロッパ研修では様々な都市を訪問して西洋史を身近で学ぶことができます。世界史をさらに深く知りたい方は、その土地をめぐり肌で体感することができるでしょう。
また、生徒の知識や技能を高め合うための学園独自で行っているオリンピック研修も人気です。全国から集まった付属校生が3日間の研修を行い、部門ごとに日頃の学習成果を競い合います。
全国の東海付属生との交流する機会があると、新しい友情も広がっていきそうですね。この他にも、国内では、農業、林業について学べる体験学習があります。
東海大学付属望星高校では、柔軟な思考と広い視野を身につけることを目的とした研修がたくさん導入されています。なので、高校卒業後の進路がまだ決まっていない方は入学してからゆっくりと考えていきましょう。
まとめ
東海大学付属望星高校は自由な校風でありながら、入試対策を徹底しておこなっている進学率の高い学校になります。
・放送教育コースをベースとした学習スタイル
・講師のサポートを受けたい生徒は通学も可能
・学年の枠にとらわれず自分のペースで学習できる
・服装や髪型は自由
・入試の難易度は高くない
・大学、専門学校への進学率が高い
・海外研修がある
東海大学付属望星高校では、無学年制を導入しているので、1科目だけ単位を落としてしまって留年するということがありません。単位を修得できなかった場合は、その科目だけを学びなおせばいいので、自身の体調と相談しながら学習できます。
また、常駐しているスクールカウンセラーの先生もいるので登校に不安を抱えている方も気軽に相談することができます。東海大学付属望星高校の入学を考えている方の参考になれば幸いです。資料請求はこちら