「通信制高校は、沖縄で探したい!」
地元をこよなく愛するうちなーんちゅの中には、
「通信制高校も絶対、沖縄で!」と思っている方も少なくないかもしれません。
学校選びは将来に関わる大切なこと。
しっかり吟味した上で決めたいですよね。
今回は、沖縄で通える通信制高校一覧とおすすめ3校をご紹介します。
目次
沖縄の通信制高校一覧
沖縄には、数多くの通信制高校があります。
公立と私立に分けて、それぞれの特徴と共にご紹介します。
沖縄で通える! 公立の通信制高校一覧
沖縄にある公立の通信制高校は以下の2校です。
学校名(所在地) | 特徴 | 公式サイト |
宜野湾高等学校
(沖縄県宜野湾市) |
全日制高校に併設されている。週に1回、日曜日のスクーリングが必須となる。提出したレポートはすべて添削し、郵送される。 | http://www.ginowan-h.open.ed.jp/ |
泊高等学校
(沖縄県那覇市) |
全日制・定時制・通信制と三部併設されており、同じ内容を学ぶことができる。週に1回、指定された時間割でのスクーリング。部活動が盛ん。 | http://www.tomari-h.open.ed.jp/ |
公立の魅力は、なんといっても学費が安いことですよね。
一方で、公立は私立に比べるとサポートが手薄な傾向があり、卒業率も低くなります。
沖縄で通える! 私立の通信制高校一覧
沖縄で通える私立の通信制高校は以下の9校です。
学校名(所在地) | 特徴 | 公式サイト |
N高等学校
(沖縄県うるま市) |
2016年に創設と新しく、ITを駆使した時代の最先端を行く高校。行事もVRで行われたりと、他校にはない取り組みも話題を呼んでいる。 | https://nnn.ed.jp/ |
NHK学園高等学校
(沖縄県那覇市) |
質が高いと評判のNHK高校講座と連携し、多くの進学者を出している。ネット学習が基本なので、留学中の人も安心して学習できる。 | https://www.n-gaku.jp/sch/ |
クラーク記念国際高等学校
(沖縄県那覇市) |
国際教育に力を入れており、留学などの制度も充実している。海外大学を始め、難関大学への進学者も多い。週5日通う全日型でありながら、カリキュラムは自由性が高い。 | https://www.clark.ed.jp/ |
精華学園高等学校
(沖縄県沖縄市) |
1人1人のペースを大切にしており、レポート課題まで生徒の学力に合わせて用意している。スクーリングも個別対応で、自由に時間などを決めることができる。 | http://www.seikagakuen.ac.jp/ |
星槎国際高等学校 (沖縄県沖縄市) |
学校での学びは、学習だけではないという理念の下、ソーシャルスキルトレーニングという社会性を培うための活動にも力を入れている。ゼミや部活動が盛ん。 | http://www.seisa.ed.jp/ |
日本ウェルネス高等学校 (沖縄県うるま市) |
「全員一緒に卒業する」ことを目標として掲げ、復習に重点を置いた独自の学習システムが魅力的。スポーツ教育が盛んなことでも有名。 | https://www.wellness-okinawa.net/ |
ヒューマンキャンパス高等学校 (沖縄県名護市・那覇市) |
40以上の専門コースがあるため、自分の興味のある分野についてぐんぐん知識やスキルを伸ばしていけるのが特徴。専門教育機関と連携しており、夢に向かっていち早くスタートを切ることができる。 | https://www.hchs.ed.jp/ |
屋久島おおぞら高等学校
(沖縄県那覇市) |
雄大な自然あふれる屋久島でのスクーリングが好評。通学スタイルはもちろん、担任を自分で選ぶことができるのもユニーク。連携サポート校の支援も充実しており、卒業率も高い。 | http://www.ohzora.ac.jp/ |
八洲学園大学国際高等学校
(沖縄県沖縄市) |
スクーリングのスタイルも自分で選択することができ、内容もバラエティに富んでいる。生徒専用フリーコールも備えられており、サポートも手厚い。 | https://www.yashima.ac.jp/okinawa/ |
私立は公立と比べると学費が高くなる分、それぞれ特色が豊かでサポートも手厚いのが魅力です。
さらに、自分のペースに応じて柔軟にカリキュラムを組めるところが多い印象です。
沖縄でおすすめしたい通信制高校3選!
沖縄で通える通信制高校をご紹介してきました。
こんなにたくさんあると、どこの学校にしようか悩んでしまいますよね。
中でも、私が個人的におすすめしたい沖縄の通信制高校は以下の3校です。
・N高等学校
・星槎国際高等学校
・八洲学園大学国際高等学校
それぞれ卒業生のクチコミと共に、おすすめポイントを解説します。
①IT系に強い! N高等学校
N高校はニコニコ動画を運営しているドワンゴが提供しており、
入学式や学校行事もVR(バーチャル・リアリティー)で行われるという次世代型の通信制高校。
ITやプログラミング教育に力を入れていることでも知られています。
なんとネット部活なるものまであり、
オンライン上で「投資」や「企業」について学んだり、
「eスポーツ部」では大会に出場することまで出来ちゃいます。
授業では、トップエンジニアによる指導を通して専門知識を習得し、
アプリの開発など実践的な授業が行われます。
他にも、様々な専門学校や企業と連携し
あまり例を見ないAI知能の構成や、楽曲創作、小説創作など
生徒の興味に応じて、本格的に学習を発展させることができるのが魅力と言えます。
沖縄ならではの問題の一つとして、失業率が全国で最も高いというのが挙げられます。
専門的な知識や技術を身につけておけば、将来的な不安も軽減することができますよね。
ちなみに、いま沖縄が力をいれているのが情報通信事業と言われており、
実際にIT関連企業は、年々増加傾向にあります。
「将来的には、沖縄で就職したい!」という方には、
ITに強いN高校で、いち早く最先端技術に触れておいたり、
専門性を極めておくというのも一つの選択肢と言えるのではないでしょうか。
②社会性を磨ける! 星槎国際高等学校
通信制高校への入学(転入)を検討する方の中には、
人間関係で苦い思い出があり、なるべく人と接したくないという人も少なくないかと思います。
しかし、いつか自分が社会人になったとき
周りの人との関わりなしに仕事をするのは、不可能と言っても過言ではありません。
星槎国際高等学校の魅力の一つとして、
通信制高校には珍しい、ソーシャルスキルトレーニングが設けられていることが挙げられます。
ただ高卒資格を取得できればいいというのではなく、
将来のことを考えて、コミュニケーション能力や問題解決能力などの社会性を育成するのを目的としています。
さらに生徒同士の関わり合いを大切にするため、学内行事や部活動が盛んなのに加え
ものづくりゼミやアウトドアゼミなどユニークなゼミが多いのもポイント。
「通信でも高校生活を思いっきり楽しみたい、内気な自分を変えたい」という方にもおすすめです。
また、先生も優しく熱心にサポートしてくれると評判で、
実際に星槎国際高等学校の沖縄校では、卒業率も98%、進路決定率も94%と高い水準をキープしています。
③手厚いサポートが魅力的! 八洲学園大学国際高等学校
とにかく先生が優しく、課題の進捗状況などをこまめに気にかけてくれたので無事に卒業することができました。通信は独学が多く、わからないことがあっても1人で抱えがちですが、些細な事でも親身になって相談に乗ってくれるので安心して学習を進めることができました。
美ら海水族館のすぐ近くに本校を持つ八洲学園大学国際高等学校。
とにかくサポートが手厚いのが大きな魅力です。
自宅学習は、孤独を感じやすく行き詰ることも多いはず。
八洲学園大学国際高等学校は、それぞれの生徒に担任・副担任がつき
自宅からも気軽に相談できるサポート体制が整えられています。
勉強のことはもちろん、進路や生活のことについても気軽に相談できる生徒専用のフリーダイヤルがあり、
より込み入った相談は、各先生への専用電話にいつでも連絡することができます。
希望すれば、担任と無料のテレビ会議システムを使用することができ、
逆に電話だと聞きにくい・・という方はFAXやメールをで相談することもできるので安心ですよね。
また短期集中スクーリングでは、沖縄ならではのアクティビティを楽しめるプログラムが多数あります。
年間13回あるスクーリングは、「琉球パワースポット巡り」「マリンスポーツ」など毎回テーマが異なり
自分の都合や好みに合わせて好きな時に参加することができます。
「いつでもサポートしてくれる環境が欲しい」という方には
八洲学園大学国際高等学校がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
沖縄で通える通信制高校をご紹介しました。
《本記事のまとめ》
・沖縄で通える通信制高校は公立は2校(宜野湾高校・泊高校)、私立は9校(N高校・NHK学園高校・クラーク国際記念高校・精華高校・星槎国際高校・日本ウェルネス高校・ヒューマンキャンパス高校・屋久島おおぞら高校・八洲学園大学国際高校)ある。
・沖縄で就職を考えているなら、最先端技術を学んだり、特色ある専門分野を極めることができるN高校がおすすめ。
・社会性を磨いたり、全日制のような高校生活を楽しみたいなら、ゼミや部活動が盛んな星槎国際高等学校がおすすめ。
・独学に不安があり、手厚いサポートを受けたいなら、八洲学園大学国際高等学校がおすすめ。
通信制高校は、通学スタイルから課外活動まで多種多様。
自分の性格やライフスタイルも踏まえたうえで、
どの学校があっているか検討すると良いですね。
この記事をご覧いただいた皆さんが、納得のいく学校選びができるよう応援しています。