こんな時に親は、子供の為に何をしてあげられるのか色々と悩みますよね。
そんな親御さんに向けて、この記事では
・部活が原因で不登校になる理由
・部活内の問題の対処法
・子供が部活を辞めたいと言う時の対処法
こちらの3つを説明していきますので参考にしてみてください。
部活が原因で不登校になる理由ってどんな事があるの?
まず初めに部活が原因で不登校になる理由として挙げられるのが、
・人間関係
・練習量
・顧問の指導
こちらの3点が圧倒的に多いです。
人間関係
・顧問(コーチ)の問題
・先輩の問題
・同級生の問題
・後輩の問題
人間関係は4つのグループに分けることが出来ます。
それぞれに対して接し方を変えて関係を築いていかなければいけないのでとても大変です。
1つ1つの関係で起こりやすい問題を紹介していきます。
顧問(コーチ)の問題
生徒に対する暴言、体罰、生徒によってのえこひいきが問題となります。
顧問の先生も人間なので素直な生徒だと可愛がってやりたいと思う気持ちがえこひいきに繋がるのです。
部活で仲間割れが起きました。
ほっとけばなおりますか?レギュラー決めの際に、下手くそな人がメンバーに選ばれて、その理由が顧問のえこひいきです。それが始まりで、悪口言い合ってます。
引用:Yahoo!知恵袋
先輩の問題
先輩との人間関係は部活内ではとても重要で、
・礼儀正しくする
・挨拶を忘れない
・気に入られる様に努力する
など気を遣う事が沢山あります。
そして、先輩より早くレギュラーに選ばれたりすると、先輩からの評価が悪くなりいじめが始まると言う口コミが多かったです。
部活の先輩が怖いです。インターハイ前で先輩がピリピリしはじめています。嫌いな1年生には、きついことばをいいます。逆に好きな1年生には、ベタベタします。このように好き嫌いをあからさま
に見せつけてくる先輩をどう思いますか?
引用:Yahoo!知恵袋
先輩との折り合いが…
最近部活の先輩との折り合いが悪くなってきました。
私がレギュラーとなってから、話し掛けてもスルーされます。
どうしたら前のように仲良くなれるでしょうか…。
引用:Yahoo!知恵袋
同級生の問題
同級生と部活内で問題が起こると一番ツライのではないかと思います。
なぜなら部活のない時間帯も学校で一緒に過ごす時間が長いため、気まずい時間が長時間続くので精神的にもツラくなってしまいます。
後輩の問題
後輩との問題で起こりやすいのは、
・後輩から尊敬されない
・レギュラー争いに負ける
・いじってくる
こちらの3点が後輩との間に起こりやすい問題です。
頑張ってきた毎日や自分自身のプライドがあるからこそ子供にとっては辛く無気力になってしまったのかもしれません。
そして、後輩に優しくしていると時々、この先輩はいじっても良いんだと思う後輩もいます。
仲が良い事の意味をはき違えてしまうのです。
練習量
顧問の考えた練習メニューについていけない事
練習量の問題
休みが無いくらいハードな練習量の問題についてです。
お子さんはちゃんとした休みがありましたか?
きちんと把握していましたか?
練習も大切ですがお子さんが勉強も部活も頑張っているのは無理をしながらだったかもしれません。
そしてお子様はキツイ練習についていけ無かった可能性があります。
体力は子供によってそれぞれ違う事を子供はまだ理解できていません。
周りの生徒と自分を比べて落ち込んでしまったのかもしれません。
お子さんが一体何に悩んでいるのか分からなくて、とても心配な毎日をお過ごしだと思います。
ですが、今はお子さん自身が一番不安な気持ちでいます。
こんな時こそ、寄り添いしっかり話を聞いてあげて下さい。
決して話を聞かないで、『学校へ行きなさい!』などの発言は控えてくださいね。
部活内の問題を解決するにはどうしていけばいい?
子供が部活内の問題に悩んでいるのならそれぞれの問題を解決する方法を考えていきましょう。
顧問(コーチ)の問題
顧問のえこひいき、暴言、体罰の問題の解決法は学校に問い合わせをして、それでも直らないのならば教育委員会に相談をしてください。
問題が問題ですので、きちんと保護者間で情報の共有をする事も必要です。
先輩の問題
先輩からの嫌がらせに対しての解決法は、親が顧問に相談したり、同級生の親に相談してアドバイスを貰うのも良いと思います。
それでも変わらないのならば親が先輩の親に事情を話したほうが良いです。
相手の子供の問題は親にも責任があります。
同級生の問題
同級生の問題解決方法は、親が顧問に相談して部活中は意識をして子供を見ていてもらいましょう。
学校生活は担任の先生に事情を話して見ていてもらうことをおススメします。
後輩の問題
後輩の問題の解決方法は、最初に顧問に相談をして部活中は見ていてもらうようにお願いしましょう。
なかなか顧問も忙しい時があるのでそんな時は同級生の仲のいい子にお願いするのも良いと思います。
あまりにも後輩の態度がひどい時は後輩の親に話をしましょう。
練習量の問題
部活の練習量に自分の子供がついていけなくなっているのならば、顧問の先生に相談をして解決策を考えましょう。
顧問は生徒を親から預かり安全に指導していく義務があります。
我が子が体力的にツライことを伝えて、他の子は出来ているなどを言われたら部活動を替えたり、同じ競技のスポーツクラブに入る事を考えていいと思います。
そして休みが無いのは担任の先生に相談してみるのも一つの手です。
学業に支障が出ているのならば、担任の先生も注意しなければいけないからです。
それぞれの解決法を実行して我が子にとって過ごしやすい部活になると良いですね‼
出来ればずっと部活を続けていく事が出来るのが親御さんにとっては安心なのではないかと思います。
もちろん内申書にも良いと思うのでもう一度子供に頑張ってほしいですね。
いかがでしょうか?
お子さんの為にも早め早めの行動をお願いします。
続いては、もし子供が部活を辞めたくなった時に穏便に辞める事が出来る方法をご紹介します。
部活を穏便に辞めたい時に使える方法とは?
子供が部活を穏便に辞める事が出来る方法を紹介していきます。
・親の反対
・体力の限界
こちらの2つの理由が反対されても辞めやすい理由です。
尚且つ、他の部員が嫌な気持ちになりにくい内容ですので子供に教えてあげてください。
・親の反対
成績が落ちてきて、親に辞めなさいと反対される。
このセリフが一番周りも顧問も納得いくセリフですので、子供に言わせてください‼
・体力の限界
休みが無く家に帰っても部活の疲れで勉強をする事が出来ない。
だから、『親に辞めなさいと反対される』の流れで大丈夫です‼
辞めることが『逃げる事』『悪い事』と言う風習が日本にはあります。
決してそれは悪くない事を我が子に教えてあげてくださいね。
部活を辞めた後に学校で気を付ける事
ここからは部活を辞めた後に学校で気を付ける事をお話します。
子供は自由になり今まで出来なかった事が出来るようになります。
その時に非行に走ったりするのを防ぐためにも子供と前もって色々話し合っておきましょう。
特に気を付ける事は、
元部活の話をしない(悪い話は絶対にダメ)という事です。
部活を辞めているのに元部活の話はしてはいけません。
なぜなら喜んで辞めたんじゃないかと思ってしまいますよね。
悪く言ってしまうのも良くありません。
辞めた後は元部活の生徒とは気まずくなったりすると思いますが、変に避けたりせず普段通りに学校で過ごしたらいいのでお子さんを安心させてあげてください。
内容はお子さんと共有してくださいね!
まとめ
・部活が原因で不登校になる理由は、人間関係、練習量、顧問の指導など様々な理由がある。
・部活内の問題の対処法は、学校へ問い合わせや、顧問や同級生の母親など相手によって対応が変わってくる。
・部活を穏便に辞める時は、退部理由が親の反対か、体力の限界が一番良い。
お子さんにとって良いスクールライフが過ごせますように。