N高(N高等学校)とは、2016年4月にKADOKAWAとドワンゴが創立したインターネットと通信制高校の制度を活用したネットの高校です。
好きな時に好きなだけネットで学ぶことができて、高校卒業資格も取得できます。
高校卒業資格取得のために必ず参加しなければいけない授業のひとつであるスクーリングについて、
「休むことはできるのかな?」
「欠席したらどうなるの?」
入学してもスクーリングに参加できるかどうか分からなくて、不安を抱いていませんか?
ここからはスクーリングを休んだり、欠席した場合どうなるのか詳しくお伝えいたします。
心配な方はこのまま読み進めていってくださいね。
N高のスクーリングは休むことができる?
なぜなら休んでしまうと卒業するための単位修得が足りず、卒業ができないからです。
通信制高校の単位修得方法として、
- 3年間の在籍
- 74単位の修得
- 特別活動の30時間
上記の項目をそれぞれ達成することが必要です。
このことから休むことは避けスクーリングに必ず出席するようにしましょう。
とはいっても体調不良などの理由で参加できず休むという決断をするかもしれませんよね。
次はスクーリングを欠席した場合はどうなるのか、お伝えしていきます。
N高のスクーリングを欠席したらどうなるの?
欠席してしまった場合、卒業できないかもしれないと落ち込んでしまうかもしれません。
ですが安心してください。チャンスが一度だけ用意されています。
N高のスクーリングに行かなかった場合 もしもその日にいけなかった場合や、受講を忘れた場合、どうすれば良いのでしょうか。
引用:yahoo!知恵袋
万が一出席できなかった場合は、振替ができます。振替ができるなら休んでも大丈夫だと安心しますよね。ですが、お伝えしたい注意事項がひとつあります。
注意
振替時は希望の日程・地域に必ず案内できるかは約束できない
振替時の地域はなるべく自宅から近い方がいいですよね。希望の地域ではなく遠方だとしたら、ストレスを感じるかもしれません。
そして振替が何度もできるわけではありません。振替ができるのは一度だけです。
用意してくれた振替にも欠席し、スクーリングそのものに出席できなかった場合は該当の単位は修得することができず次年度にあらためて、いちから履修することになります。
この場合追加の学費も必要となります。
追加の学費については、
追加学費(1単位あたり) | |
普通科 | 12,000円 |
普通科ベーシック | 7,200円 |
このように余分な学費を支払うことになります。
そして通信制高校は毎日学校に行く必要がないので、スクーリングとレポート提出が中心になります。そのため欠席してしまうとレポートは再提出となり、時間を費やすことになってしまいます。
以上のことから欠席すると費用や時間がかかってしまい、休んだことを後悔してしまうかもしれません。
そこでここからは後悔しないためにも、N高のスクーリングについての詳細をお伝えしていきます。
N高のスクーリングとは?
スクーリングは卒業するためにも休んでしまったら、振替をして必ず出席しないといけないことが分かりました。
スクーリングについて詳しくみていきましょう。
N高等学校 | |
本校所在地 | 沖縄県うるま市 |
コース | ネットコース・通学コース・オンライン通学コース・通学プログラミングコース |
普通科 | 普通科・普通科ベーシック |
通学コースのキャンパス | 全国33キャンパス |
必修授業/スクーリング(1・3年次) | 全国拠点のスクーリング会場(日程は学校ごとに異なります) |
必修授業/スクーリング(2年次) | 沖縄伊計本校(沖縄県)と、全国拠点のスクーリング両方に参加 |
このように毎年スクーリングは実施されます。
ここからはスクーリングの、
- 会場
- 日程
- 内容
について順番にご説明します。
スクーリングの会場
1年次と3年次は全国拠点の会場で行われます。
引用:1.3年次のスクーリング
各校指定の会場を利用し、約7~8日間参加します。
2年次には、本校所在地である沖縄県うるま市で行われます。
引用:2年次のスクーリング
原則2年次のスクーリングは、在籍する本校と全国拠点の会場で行われるスクーリングの両方に参加します。
沖縄県本校のスクーリングには約4~5日参加する必要がありますが、本校以外での出席が認められる場合があります。
詳細については以下の通りです。
- 住民税非課税世帯および生活保護世帯の者
- 医師の診断により本校でのスクーリング参加が困難な場合
上記に該当する方は本校以外の参加が可能になる場合もあります。
心配な方は本校に相談することをおすすめします。
スクーリングの日程
日程が確定するまでの流れは以下の通りです。
- 日程は学校が候補日程を複数提案
- その中で一番合う希望の日程に申し込む
欠席することがないように、いくつかの候補の日程を用意し選択できるように配慮されています。
何度もお伝えしますが、スクーリングに参加することは必須だからです。
必ず参加できるように体調を整え、選択した日程の当日には必ず参加できるように準備しておきましょう。
スクーリングの内容
カリキュラムは出席する日程ごとに異なりますが、以下のような内容となっています。
- 履修科目の授業
- 体育の授業(レクレーション・スポーツ)
- 特別活動(グループごとのワークショップ)
時間割は以下の通りです。
引用:スケジュール例
4日目の最後の夜は全員でバーベキューとキャンプファイヤーを行います。
参加した方からはこのような感想が書き込みされていました。
https://twitter.com/sakura178_417/status/1619146507839737857?s=20
綺麗な海や景色を見るだけでも気持ちも高ぶり元気が出そうですね。
こちらはスクーリングの様子です。ぜひ参考にしてください。
仲間と授業を受けることで、新たな友達ができるきっかけが作れる場所でもあります。
ですが知らない人と当日会って授業を受けたり、供に行動を行うので馴染めるかどうか心配になりますよね。
https://twitter.com/n7_miki/status/1627090424572841984?s=20
不安な気持ちで当日を迎える方は、あなただけではありません。
https://twitter.com/zinkenplz/status/1615392311814557696?s=20
このように気軽に呼びかけたり、答えたりすることで当日までの不安な気持ちが楽しみに変わるかもしれません。
沖縄という最高のロケーションで卒業に向けてチャレンジしてみませんか?
まとめ
スクーリングは休むことはできますが、
- その日に行われた特別活動時間の単位が取れなくなる
- 参加できなかった場合は1度のみ振替ができる
- 振替時は希望の日程・地域を選ぶことを約束することができない
- 欠席した場合は次年度あらためていちから履修
- いちから履修する場合、追加の学費が必要
- レポートは再提出
このように休んでしまったら違う会場に振替となり、再び会場への交通手段など事前に確認する時間も必要となります。
そして万が一、欠席した場合は次年度あらためて始めから決められた学科・過程をおさめなければなりません。
なぜなら科目ごとにスクーリングの最低日数や時間が決まっているので、それをクリアしないと全日制と同じ高校卒業資格を取得することが認められないからです。
大勢で活動するのが苦手、行事が苦痛だとしても数日のスクーリングで高校を卒業できますので体調を整えて出席することをおすすめします。