通えるなら全日制の高校に通ってほしいけど、学校に通うことが難しい。
ネットで学べるN高という高校を知って気になっている。
でも、N高に入学している子供を持つ知り合いがいないから、
「N高の保護者の声が聞きたい」
「実際のところどうなの?」
このようなことが知りたくて困っていませんか?
ここからは、それぞれのコースについて届いている保護者の声をお伝えします。
N高の保護者の声
ここからは以下の4つについて、
- ネットコース
- 通学コース
- オンライン通学コース
- 進学プログラミングコース
親御さんの声をお伝えします。
ネットコース
引用:ネットコース
好きな時に好きなだけネットで学べるコースです。
自由な学び方に対し、親の立場からどういった声があるのか見ていきましょう。
問題点
サポートの薄さ
今井さん!まさにそこ!N高の問題点、よく突いてます。ネットコースの保護者ですが、サポートの薄さを感じています。身近な誰かのサポートが必要と感じています。
N高について語ってみた 【N高等学校 通信制高校】 https://t.co/SfHdvR3eH7 @YouTubeより— NORIKO@グリーン&ピースクリエーター (@usamama41) December 6, 2019
N高を選択した理由は各家庭の事情があると思います。いじめを受け精神的な苦痛や、ネガティブな経験をもっている子が多いのが現実です。
学校側は不登校生を教育機関としてどのようにして支えるのか問題になりますが、学校や先生に過度の期待をしてしまうと不満を感じてしまうかもしれませんね。
ネットコースが良い理由としては、このような声がありました。
良いと感じる声
時間や場所に縛られることがないので精神的な負担が軽くなる
全日制の高校に登校する場合は時間が気になり、余裕がないときは子供や親もストレスを感じてしまうかもしれません。
ネットコースは登校しないため、慌てて支度をしたり時間を気にする必要がありません。
こちらの声も参考にご紹介します。
時間に縛られず、どこでも勉強ができるという点に魅力を感じました
引用:ネットコース
本人の意思次第ではありますが、時間に縛られないことで心にゆとりが生まれて勉強に取り組む姿勢が変わるかもしれませんね。
自由になった時間を活用して、何をするのかを事前に子供と話し合っておくと良いでしょう。
なぜなら次にやることが明確になり、何もしないで過ごすことを防ぐことができるからです。
学習と休憩のバランスを上手にとれるように、アドバイスができるといいですね。
そして子供自身がリラックスして受講できる静かな部屋を用意できると良いでしょう。
通学コース
引用:通学コース
全国にあるいずれかのキャンパスに登校して仲間と共に社会で必要なスキルを学び、総合力を身につけるアクティブ・ラーニングを実践しているコースです。
ここからは良いと感じる親御さんの声をご紹介します。
良いと感じる声
- ライフスタイルに合わせて学びのスタイルを週1・週3・週5の中から選べる
- 進む方向性をきめていくコーチングなどのサポートに魅力を感じた
- メンターのきめ細かいフォローに感動した
- TA(ティーチング・アシスタント)に相談がしやすい
それぞれの声についてご紹介します。
体調や精神的な子も結構多いです! 特に週一はそういう子が多いです!
引用:yahoo! 知恵袋
子供の体調不良で心配の親御さんは多いと思います。慣れてきてから週1から週3へ変更が可能なので無理をしないコースを選択しましょう。
通学コースではTA(ティーチング・アシスタント)が生徒を支援し、最後までやり切れる体制が整えられています。
子供の成績で時間やクラスを指定されることがないので、ゆっくりと時間をかけて学ぶことが可能です。ボーダーレスな雰囲気は学ぶ子供だけではなく親にとっても安心ですよね。
親としても、メンターとの対話を通して進む方向性を決めていくというコーチングなどのサポートに魅力を感じました
引用:通学コース
メンター方のきめ細かいフォローに感動しました
引用:通学コース
上記のお二人はメンター(指導者)やTAの方の指導方針に魅力を感じ、実際にアドバイスやフォローが行き届いていることに感動しています。
TA(ティーチング・アシスタント)については、
保護者としてみると、N高の先生は熱心だけど程よい距離感をちゃんと保ってくれるから助かる。先生が若いというのも大きい気がする。
— さいだっく (@Koduck_pres) January 17, 2020
この方のように、子供がTA(ティーチング・アシスタント)との年齢が近いので相談がしやすいという声が多数ありました。
オンライン通学コース
引用:オンライン通学コース
ネットに集い、仲間と共にテーマを決めてグループワークを繰り返すことで、主体性と行動力を身につけることを目的としています。
戸惑う点
1年で内容が頻繁に変わる
1年でルールや仕組み、内容がものすごい速さで変化するため、変化に対応していける柔軟な考えが必要になると言えるでしょう。
次は良いと感じる保護者からの声をご紹介します。
良いと感じる声
- グループワークを通じて分かりやすく人に伝える能力や、コミュニケーション能力が向上した
- 親から見た印象では自信がつき上手くやれている印象が持てる
- TA(ティーチング・アシスタント)が優秀
- 先生と子供が毎月30~40分、授業の進捗の確認を行う面談がある
- 学習スタイルを午前・午後と選択可能
- ゆっくり進めることができるので子供の負担になっていない学びのスタイルが自分の子供に向いている
オンライン通学コースに通われている保護者の方の声を、ぜひ参考にしてください。
オンライン通学コースは、ZOOM(映像と音声を使って、他の場所にいる相手とのコミュニケーションを可能にするアプリ)を使用して学習するグループワークです。
仲間たちと一緒に学ぶことで、いろんな考え方を知り課題解決力が身につけられます。
みんなの顔を見て話すことを繰り返していくうちに抵抗感がなくなりコミュニケーション能力が向上したことに感動しています。
通学プログラミングコース
引用:通学プログラミングコース
IT業界で活躍できる人材を育てるためのプログラミング学習に特化しており、現役エンジニアから専門スキルを学べます。
良いと感じる声
背中を押してくれる環境がある
親以外のメンター(指導者)から、個性や才能を評価されることは自信につながりますよね。
世界を広げることができたと感じている親御さんの声です。
気持ちにゆとりが生まれたことで、大学進学を目標に、一般科目の学習にも身が入るようになっていきました。息子のペースを尊重し、背中を押してくれる環境があったからこそ、息子自身も得意分野を伸ばせていると感じます。
引用:通学プログラミングコース
子供と一緒に参加した担当との三者面談が進学の決め手となった保護者の方の声です。
説明会に子供と参加し、担当者と話すことでN高に対して不信感をもっていた息子さんがここで学びたいと気持ちが変化しました。
見学や相談会に参加することは重要ですね。
その他に関する保護者からの声
こちらはN高で良かったという親御さんの声をご紹介します。
N・S中高の皆さん卒業おめでとうございます。
保護者としてN高の先生、運営の方々に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
#N高卒業式— masa (@masa90576445) March 26, 2023
良い生活を送ることができたと感じられます。
学費に関しての声を紹介します。
https://twitter.com/s1Rq0ZBoTngONFb/status/1545380757216309249?s=20
卒業するためにはスクーリング(対面形式の授業)に参加することが必須になりますが、その費用は自費です。
予想していなかった費用がかかることを知って驚かないためにも、事前に準備をしておくと安心です。
N高は実際のところどうなの?
ここまではN高の保護者の声をお届けしてきましたが、実際のところどうなのか?
自分の子供に合うのか合わないのか気になりますよね。
そこで知っておくと良い2つの内容、
- 問題を感じる点
- 向いている子供
についてお伝えします。
問題を感じる点
保護者の方はこのような問題を感じています。
問題を感じる点
- 強制されるコンテンツが物足りないと感じる
- メールで重要な案内が届くので連絡が漏れないように、親が積極的に関わらないとうまく活かせないかもしれない
早く進めていくことができる子にとっては、学びが物足りないと感じるかもしれません。
自由な時間を有意義に活用できるように、何ができるのか声を掛けて寄り添うことが大切です。
そして、学校から送られてくるメールが多いことは覚悟しておきましょう。
N高S高保護者のみなさん
学校からのメール多くてしんどくないですか?
私全然読めてないですww— は(๑・㉨・๑)る@86 (@tilvia_love) June 9, 2022
メールは情報を知るためにも必要な手段ですが、あまりに多いと読むのは後回しにしたくなりますよね。
日々の生活で忙しいと思いますが大事な連絡を見逃さないためにもしっかりチェックしましょう。
このような気持ちでお子さんと向き合えるといいですね。
これは保護者の立場からもそう思う
子供の性格をよく見極めよく話し合うことが必要
N高に入れたからといって子供が何者かになれるわけではない
親のエゴで入れたらダメ https://t.co/YRtIsj7bb4— さく@複業バックオフィス屋 (@3LiveforLife9) March 29, 2021
1人ひとりに個性があるように、N高のカリキュラムが自分の子供に合うかどうか、子供としっかり話し合って判断しましょう。
このような子供に向いている
自由な時間で色んな挑戦ができるのはネットの高校ならではですよね。
このような学び方ができるN高に、どのような子供が向いているのかお伝えします。
このような子供に向いている
- 一般的な学校に馴染めない、馴染むことができなかった
- スクールカースト的な感覚が苦手・内気な性格
- オンライン関連が好き
- 中学までで何らかの理由で学習などが遅れている
- 対人関係に問題があった
- 自分の時間を多く取りたい
- 無駄なことを省いて自分の好きなことに取り組みたい
上記の子供に向いていると言われていますが、家庭によって事情や環境が違うため見極めるのは親御さんの判断となります。
N高が気になっている親御さんは
- 無料の資料請求
- 子供とじっくり話し合う
- 説明会・相談会に子供と参加する
できることからはじめてみましょう。
まとめ
N高について、学ぶコースによって保護者の声が以下のように分かれました。
- ネットコース→サポートの薄さを感じるが、時間や場所に縛られない学びのスタイルは良い
- 通学コース→サポートやきめ細かいフォローに感動、TA(チーティングアシスタント)に相談がしやすい
- オンライン通学コース→1年で内容が頻繁に変わるが、学習スタイルが午前・午後と選べてゆっくり進めることができるのは良い
- 通学プログラミングコース→1人ひとりに向き合い、新たな可能性や能力を引き出してくれる環境がある
どのコースが自分の子供に向いているのか、子供としっかり相談することが大切です。
N高を選んで良かったと言えるかは学ぶ子供次第ですが、
「ここで学びたい」という強い意思で入学を希望しなければ、意欲的に学び続けることは難しいと言えるでしょう。
子供がストレスを感じることなく高校生活を過ごすことができたら親も嬉しいですよね。
子供の可能性を信じてN高をひとつの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。