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N高等学校

N高普通科と普通科ベーシックの違いをどこよりもわかりやすく解説

ネットの高校で知られるN高の入学を検討しているあなた。

 

調べていくうちに、「普通科」と「普通科ベーシック」がある事にお気づきだと思います。

「一体何が違うの???」
「学費はどのくらい違うの??」

など、疑問に思っていませんか?

 

ここではN高普通科と普通科ベーシックの

・授業内容の違い
・授業料の違い

を分かりやすく解説いたします。
参考にしてみて下さい。

 

N高普通科と普通科ベーシックの違い

そもそも、N高ネットコースの必須科目は3つ

・ネット学習
・スクーリング
・テスト

この3つが高校卒業資格を取得する為の必須科目になります。

普通科と普通科ベーシックでは、この3つのうちのネット学習に違いがあります。

一言で言うと

普通科・・・・・・・・映像学習+VR学習
普通科ベーシック・・・映像学習のみ

これだけです(笑)

 

基本はスマホやパソコンを使った映像学習なのですが、普通科を選択すると、映像学習に加えVR機器を使用した授業も受けられます。
さすが「ネットの高校」と言うだけあって、最先端のオンライン学習環境が整っていますね。

 

N高の映像学習とVR学習の違い

では、映像学習とVR学習にはどんな違いがあるのか?

 

どちらもインターネット環境を使うのは分かるとして、授業内容が気になりますよね。
ここでは映像学習とVR学習の授業内容をそれぞれ説明いたします。

N高の映像学習

映像学習とは、N高オリジナルのN予備校と呼ばれる学習アプリを使い、スマホやパソコンで受ける授業です。
認定教科書をベースに作成されたインターネット講座で学びます。

映像学習の流れ

映像学習の流れは以下の通りです。

 

①スマホやパソコンで5~10分程度の映像学習を受ける
②複数の映像学習を受けた後に確認テストを行う
③確認テストに合格したら次へすすむ(不合格の場合は復習しなおして再テストを受ける)
④この流れを何度かくり返し、最後にレポートを提出(必要回数は履修科目により違います)
⑤レポートが30点未満の場合は復習後再提出、合格者は次の映像学習へ進む

これを繰り返して、単位を取得をしていきます。

[st-kaiwa-280]対面の授業が本当にネット上でそのまま行われる感じですね![/st-kaiwa-280]

対面と違うのは、この流れを自分で管理しないといけない点です。
教育カウンセラー

 

ちなみにネットコースに時間割はありません。
自分のライフスタイルに合わせて、好きな時に授業を受けられますので、効率よく高校卒業資格取得が可能になりますね。

N高へ進学した生徒のコメントを見ると、いつでもどこでも学べる自由さが決め手になっている生徒が多いようです。

 

では映像学習の詳しい内容を見てみましょう。

映像学習の授業内容

オリジナル学習アプリで実際に行われている授業風景はこんな感じです。

引用:高校卒業資格取得のためのネット学習 | N高等学校・S高等学校(通信制高校 広域・単位制)

 

教師による学習と教科書ベースでのインターネット講座が受講出来ます。

 

この学習アプリは受講以外にも、マイページで自分の成績やレポート提出管理を行う事も出来ます。
どの単元をいつまでに受講したらいいのか?
レポートはいつまでに提出したらいいのか?など、一目で確認出来るように工夫されています。

 

またマイページは教師ともリンクしている為、質問や相談などのメッセージのやり取りでコミュニケーションも可能なので、困った時も安心ですね。

N高のVR学習

普通科を選択すると、上記の映像学習に加え、VR学習も可能になります。
ここではVR学習を詳しく説明します。

映像学習と大きく違うのはバーチャル空間で、立体的に学べる空間で授業を受けられるという点です。
バーチャル空間では、実際に出来ない実験を行う事や、日本や海外の歴史遺産を訪問する事だって出来ちゃいます。

 

これらの教材や空間はドワンゴとバーチャルキャストが共同開発したオリジナル教材になります。
また、バーチャル空間で活動する為のアバターも細かく自由に設定出来るので、自分のお気に入りのアバターを作成して、自分だけの世界に没頭出来るのです。

 

それが通学する事なく、いつでもどこでも自由にバーチャル空間へワープ出来るのは大きな魅力の一つですね。

VRの授業内容

VR学習の実際の授業の内容は、こちらを参考にしてみて下さい。

引用:世界最先端のオンライン学習 | N高等学校・S高等学校(通信制高校 広域・単位制)

 

いかがですか?
本物の教室で学んでいるような空間で、実際に教材に触れながら授業が進みます。

古代生物に実際に触れられたり、他の生徒がアバターだったりする点はバーチャルならではですね。

 

また、課外授業としてAIとバーチャルを活用した英会話レッスンなどもあります。
バーチャル空間にAIキャラクターが登場し、英語でプレゼンテーションを行ったり、英検2級試験の面接試験の練習も可能です。

会話や発音をAIが分析してくれるため、自分の弱点を把握し、重点的なレッスンが行えます。

授業以外の活用

授業だけでなく、仲間とのコミュニケーションにも使用出来ます。
同じ空間に集合して遊んでみたり、カラオケや新入生歓迎会などのイベントも出来るアプリもあります。

 

ここまでで「VR 学習って楽しそう!!」と思われる方が多いのではないでしょうか?
他の高校ではなかなか体験出来ない授業がN高にはあるようですね。

 

N高普通科と普通科ベーシックの学費を比べる

ここまで、普通科と普通科ベーシックの違いを説明して来ました。

「VR授業は楽しそうだけど、費用が心配」と思っていませんか?
それでは実際にネットコースの普通科と普通科ベーシックの学費を比較してみましょう。

 

世帯年収別に就学支援金を差し引いた、3年間の学費を比較してみましょう。

年収590万円以下 年収590万円~
910万円
年収910万円以上
普通科 211,000円 742、912円 1,099,000円
普通科
ベーシック
206,200円 382,912円 739,000円

世帯年収590万円以下だと、さほど差は感じませんが、収入が上がると結構な差額が生じます。
これは、普通科と普通科ベーシックの一単位あたりの差額と、授業料の差額によるものです。

ちなみに入学金は一律10,000円です。

さらに、年収により就学支援金の対象外になるケースもあります。
支援金の対象範囲は以下の通り。

・世帯年収590万円以下・・・・・・・支援金〇
・世帯年収590万円~910万円・・・支援金〇
・世帯年収910万円以上・・・・・・・支援金×

世帯年収が910万円を超える世帯は就学支援金の対象外となります。
また、年収590万円以下とそれ以上で就学支援金の支給額も違ってきます。

 

そして、2023年度以降に普通科を選択すると、以下の「機器手配特別費用」が新たに必要になります。

128GB・・・30,000円
256GB・・・45,000円

 

世帯年収590万円以下のケースで見てみると、普通科を選択しても1年平均7万円台で、世界最先端のオンライン授業を受けられるのは魅力ですね。
自分はどのケースに当てはまるのか確認し、しっかりとお財布とも相談して決めましょう。

 

学費の詳細はこちらで確認出来ますので参考にしてみて下さい。
https://nnn.ed.jp/admission/tuition/net/

 

結局N高普通科と普通科ベーシックのどちらにする?

ここまで、N高普通科と普通科ベーシックの違いを説明してきましたが、それでも迷ったら読んで下さい!

 

ここでは、授業内容以外で選択の参考にして頂けるポイントを紹介していきますね。

N高普通科選択のポイント

普通科ではVR学習が可能なのは説明済ですが、他にもこんなポイントがあります。

・VR機器の準備は必要なし
・バーチャル空間に酔う?
・交流だけじゃない

それぞれ詳しく説明しますね。

VR機器の準備は必要なし

入学時に普通科を選択するとVR機器は付与されるので、自分で買い揃える必要がないのが嬉しいポイントです。

 

実際にVR授業を体験してみて、自分には必要ないと判断した時点で普通科ベーシックへの変更も可能です。
(コース変更は、変更できる時期が決まっています)

ただし、普通科ベーシックにコース変更すると、VR機器は返却しなくてはなりませんのでご注意下さい。

バーチャル空間に酔う?

経験した方の感想を見ると、バーチャル空間に酔ってしまう方が一定数いるようです。

 

VR学習の授業内容の動画をご覧になった方は気づかれたと思いますが、画面が以外と激しく揺れますよね・・・
時間と共に馴れてくるようですが、動画の揺れが苦手だと感じる方は注意が必要です。

交流だけじゃない

イベントで交流ももちろんですが、実は仲間を募ってチームを作り、好きな物で博物館を作ったりピクトグラムを制作したりと、バーチャルワークショップもできちゃうんです。

 

他に「学びの塔」と呼ばれるバーチャル校舎の存在も!
現実の建築物ではありえない、複雑な構造のこの塔は、生徒専用の様々なバーチャル空間にアクセスも可能です。

こういった細かい仕様が、N高のVR学習の強みですね。
教育カウンセラー

 

良い点だけでなく、気になる点もあり、そこも含めて選択の参考にして頂ければと思います。
それでもやはり、バーチャル空間という異空間が体験出来る事が、普通科の最大のメリットになりますね。

N高普通科ベーシック選択のポイント

こちらでは、普通科ベーシックの選択ポイントを紹介します。

・学費が割安
・自分の時間をフル活用出来る

バーチャル空間は体験出来ませんが、普通科ベーシックはこんな利点もあるんです。
詳しく説明しますね。

学費が割安

先に説明した通り、N高では世帯年収によって学費が変動し、年収が高い世帯になるほど普通科と普通科ベーシックの学費の差が大きくなります。

 

世帯年収590万円以下であれば、年間の学費の差が5,000円程なのでほとんど差がありません。

選択する上で、学費が気になる方は大きな選択のポイントになりますね。

自分の時間をフル活用出来る

普通科を選択するとVR学習以外に、バーチャルで仲間との交流も深められる・・・と言う事は、授業以外にも時間を費やすと言う事になります。

それがVR学習の醍醐味でもありますが、高校の勉強以外にやりたい事がある方は、普通科を選択する事で自由な時間を増やす事が可能です。

[st-kaiwa-280]交流が正直苦手っていう人は、普通科ベーシックが合っているのかも![/st-kaiwa-280]

 

実際に通っている生徒の中でも、ネットコースと並行してプログラミングコースで学んでいる方や、空いた時間を大学受験や就職の準備に使っている方も多くいます。

 

自分が何をしたいのか?で大きく変わって来ると思いますので、解説したポイントも選択の参考にしてみて下さい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

N 高普通科と普通科ベーシックの違いを、授業内容と学費に分けて解説しました。
まとめると

・普通科を選択すると、VR学習が可能になる
・バーチャルの世界で異次元体験が出来る
・年収により、普通科を選択しても学費は高額ではない

という事がお分かり頂けたと思います。

 

ご家族ともしっかりと相談して、楽しい高校生活を送る為の選択の参考にしてみて下さい。

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