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N高等学校

N高の部活一覧*入り方や雰囲気は?掛け持ちはできる?

N高はネットと通信制高校の制度を活用したネットの高校で、2016年の開校当初よりオンラインを中心に活動する「ネット部活」を行っています。

N高への入学を検討している方のなかには

「N高のネット部活にはどんな部活があるんだろ?」

「そもそもネット部活ってどんな感じなんだ?」

「部活の掛け持ちはできるの?」

など気になることが多いですよね。

 

この記事ではN高の

  • 部活一覧とその特徴
  • 部活の雰囲気
  • 部活の入り方と入部条件

について詳しく解説していきます。

 

N高の部活一覧とその特徴

ではさっそくN高のネット部活と活動の特徴を一覧で見てみましょう。

 

部活動 活動の特徴
起業部 ビジネスモデル構築や事業計画書の作成など、実践的なプログラムで起業を目指し、ビジネスで世界を支える人材を育成することを目的とした部活動です。

起業を念頭にイノベーティブな考え方を学びます。

投資部 実際の株式投資にチャレンジすることで、経済社会の仕組みを実践的に学ぶことをコンセプトとした部活動です。

お金の怖さ、大事さが実感できます。

政治部 情報がゆがめられることの多い政治に関する話題について、不正確な情報に流されず自分で調べて考え判断できるようになることを目指す部活動です。

また政治家と直接に触れ合う機会をつくり、政治を身近に感じることを目的としています。

eスポーツ部 高校eスポーツ大会で頂点を目指し、切磋琢磨しながら仲間との絆を深めて人間的な成長を図る部活動です。

またゲームが好きな部員同士でプレイをし、雑談を楽しんだりして相互交流も図れます。

ダンス部 ZoomやSlackなどを活用し、全国どこからでもプロのインストラクターのダンス指導をオンラインで受けることができる部活動です。

ダンスを通して心と体を成長させ、自身のレベルアップを図ります。

研究部 人文・社会科学、自然科学など文系理系を問わず、あらゆる学問分野にわたる研究を行い発表会で研究成果を披露する部活動です。

各分野での研究者や専門的な学術活動を行っている大学生・大学院生のアドバイザーが部員の活動をサポートしてくれます。

美術部 絵を描くことが好きな部員が集まり、自分の作品をコミュニケーションツールSlackで披露するなどして交流を行っている部活動です。

プロのイラストレーターやデザイナーに作品を見ていただき、細かく添削してもらうことができます。

音楽部 バンドメンバーを組んで練習の成果を動画投稿サイトで発表したり、特別顧問からネット上で指導を受けたりができる部活動です。
コンピューター部 コンピューター好きな生徒が集う部活動です。

競技プログラミングコンテストで競い合ったり、現役エンジニアと技術について意見交換ができます。

将棋部 オンライン将棋対局サービス「将棋倶楽部24」を使い部員同士が対局しながら切磋琢磨する部活動です。

特別顧問による指導も受けられます。

囲碁部 初心者から上級者まで多数の部員が所属し、日本棋院が運営するオンライン対局ツールなどを使用して部員同士でネット対局を行っています。

また、大会上位を目指し特別顧問たちによる指導碁でスキルアップを図っています。

人狼部 部員同士、ネット上で人狼をプレイしています。また、数ヶ月に一度のペースでリアルに集まり、対面での人狼を遊ぶ取り組みも行っています。

ネット上での経験を経て、リアルの場で実践するという二段構えによって、より人狼に強くなります。外から見る人によっても楽しく、印象深い人狼を目指して日々活動しています。

クイズ研究会 高校生クイズや学生向けのクイズ大会への出場、そして上位入賞を目指しオンラインで早押しクイズなどの特訓をしています。

クイズを通じて多くの知識が得られます。

現在、以上の13の部活動が活動しており、それぞれの部活動で特別顧問やその分野で活躍中の外部からのアドバイザーによる直接指導も行っています。

 

知見を深める探求的な部活動から、絵や音楽、ダンスなど自分の得意な分野での技術才能を伸ばす部活動まで、あらゆる分野の部活動で部員たちは日々自己研鑽をしています。
教育カウンセラー

 

N高の部活の雰囲気

実際の生徒たちの声から部活動の雰囲気をみてみましょう。

ネット部活はオンラインを中心に活動していますが、実際に部活動に打ち込んでいる生徒さんたちは活動の中でどんなことを感じているのでしょうか。

 

こちらは起業部の活動報告会後の意見です。

他の部員の活動が自分を刺激し、互いに切磋琢磨しています。

 

こちらも起業部からの声です。

月例の全体会で、アドバイザーである会社社長の特別授業を受けて学びを得たようですね。

 

https://twitter.com/N_investors/status/1619976554821619713

こちらは投資部の企業研究の一幕です。

OBやOGの先輩方が気軽に参加して協力をもらえるのも「ネット部活」のひとつのメリットではないでしょうか。

先輩方からプレゼンも受けられて非常に充実した時間になったようですね。

 

これらのように、知見を深める探求的な部活動の部員たちは定期的にネット上に集まって特別講義を受けたり、これまでの活動を報告し合い、あらゆる角度からアイデアの領域を増やしています。

 

自らの才能や得意な分野での技術を磨く「自己研鑽系」の部活動の部員たちはどうでしょう。

https://twitter.com/tapopo_88/status/1651467965882314753

こちらはN高文化祭での美術部のコンテストで受賞した部員の声です。

高校選びで悩む親
自分の作品がこのような評価を受けると、またさらにモチベーションが上がりそうですね。

 

 

27日のリアルタイムイベントには、「ゆる作プレミアムver. 」という企画を開催し、音楽部の特別顧問であるOzaShin先生に来ていただきました。

「月」をテーマに部員が作曲したものを聞いていただき、ゆるく感想を言い合う企画のはずだったのですが・・・・・・実際は、生徒のクオリティの高い作品に、OzaShin先生も熱く感想を述べて下さったり、音楽理論などの専門的な会話に発展したりと白熱しました。

引用:【音楽部】楽曲コンテストからプロによる作曲講座まで! 音楽部のBIGイベント「蒼音祭」レポ

 

こちらは音楽部によるイベントでの企画の感想です。

テーマを決めて作曲したものに対して、部員同士や特別顧問からの感想を聞くという企画の一面ですね。

専門的な会話にまで発展するなんて、特別顧問の先生も熱くなるような思わぬ高レベルな企画になって、大変驚いています。

 

対局・対戦系の部活動で活動している部員たちはどうでしょう。

囲碁部の部員が部活紹介をしてくれていました。

毎週水曜日に行われる定例ホームルームに毎回参加する人もいれば、時々参加する人もいたり、大会だけ参加する人もいたりと、自分のペースで活動している生徒が多いです。(中略)すごくアットホームな雰囲気で、はじめての方も参加しやすいと思います。

引用:【N/S高 囲碁部】「第17回 全国高等学校囲碁選抜大会」に出場してきました!

 

高校選びで悩む親
部員それぞれ自分のペースで部活に参加できるので、窮屈さがないですね。

初心者や囲碁のルールがわからない初めての方でも気軽に参加できそうです。

 

クイズ研究会の部員からの活動の報告がありました。

大好きなクイズを通じて他校の生徒と交流が持てるのも素敵ですね。

ネットの部活だからこそ、出会いの可能性は無限に広がりそうです。

 

N高の部活の入り方と入部条件

いろんな部活動に興味が湧いてきましたが、N高生なら誰でもどの部活動にも無条件で入部できるのでしょうか。

 

N高生は入学後全員が「Slack」というチャットツールに登録しログインするのですが、その中で部活に関しては「チャンネル」というものがあり、それに登録して入部という運びになります。

チャットツールSlackに入り、入部希望の部活動のチャンネルに登録さえすれば基本的には誰でもカジュアルに入部が可能なのです。

ですから、興味のある部活動にはどんどん参加してみるのもいいでしょう。

 

部員はそれぞれ気の合う仲間同士、あるいは好きな活動のジャンルが同じもの同士がオンライン上で活動を楽しんだり、チャットツールで雑談を楽しんだりして交流を深めていますから、掛け持ちも全然オッケーですね。

 

例えば「美術部」や「eスポーツ部」は全国からの部員2300人~2500人が在籍する部活動です。

部活動を通じて日に日に仲間が増えていきますね。

 

しかし、なかには入部に際して審査に通らなければ入部ができない部活動もあります。

というのも、部活動によっては学園側などから応援資金が支給される部活動もあり、制限もなく誰でも入部というわけにはいかないのです。

例えば投資部を例に見てみます。

投資部の定員は1期50名となっており、角川ドワンゴ学園から提供される運用資金一人20万円を元手に、実際の株式投資に挑戦します。

毎年定員を大きく超える入部希望者がいて、書類選考が行われています。

 

また起業部は、活動費として年間最大1,000万円の起業支援金で支援を受けています。

入部を希望する生徒のうち第一次書類審査、第二次面接審査など複数の審査を通過しなければ入部がかなわないのです。

 

審査の内容は、どちらの部活動も「自分はこうしたいんだ」という具体的な想いと熱意を評価されます。
教育カウンセラー

 

まとめ

いかがでしたか?

この記事ではN高の部活動について

  • 13の部活動が活動している
  • それぞれの部活動で特別顧問やアドバイザーによる直接指導も行っている
  • どの部活動も部員同士切磋琢磨し合って自己の成長につなげている
  • 基本どの部活動の入部にも制限はないが、一部の部活動には審査が行われる
  • 部活動の掛け持ちは自由

ということがわかったと思います。

 

チャットツールのチャンネルに登録するだけで入部できるのですから、興味が湧いた部活動は片っ端から入部しちゃいましょう!

 

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