ぎふ国際高等学校は、自由にのびのびと学べる通学型の通信制学校です。
通学スタイルは3コースあり、週2回~通うことができます。
平成20年に新築されたスタイリッシュな校舎は、気持ちの良い学習環境が整っています。
また、今期注目のe-スポーツ出場経験をもち、その他の部活動も、盛り上がりを見せています。
そんな、ぎふ国際高等学校について
・実際の評判や口コミは?
・学費はいくらくらい?
・入試内容はむずかしい?
このような疑問をもっている人に向けて、どこよりも詳しく解説しています。
ぎふ国際高等学校のことを知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ぎふ国際高等学校の評判・口コミ
ぎふ国際高等学校を卒業された方々の、気になる評価と口コミを紹介します。
・学習スタイルについての評判
・校則、制服についての評判
・部活動についての評判
・進路についての評判
4つの項目にわけて、詳しくみていきましょう。
学習スタイルについての評判
ぎふ国際高等学校では、自分に合った学習コース、クラスを選んで通学します。
「クリスタルクラスは落ち着いた子達が多くて勉強しやすい」
「勉強もあまり難しくないし、量も多いわけではないので、ゆったり自分のペースで学校生活がおくれた」
「レインボークラスは明るい子が多くて楽しい」
「早起きが苦手な人は、午後コースを選ぶといいです」
自分自身で選ぶことができるクラスなので、クリスタルクラスとレインボークラスの雰囲気は、はっきりと分かれているようでした。
また、朝起きるのが苦手だな。と悩んでいる方は、意外と多いです。ぎふ国際高等学校は、13時~登校できるベーシックコースのクリスタルクラスがあります。
初めはベーシックコースを選択して、慣れてきたら徐々に登校日数を増やしていく生徒も多いようです。コース変更は半年ごとにできます。コース内容は、後半で詳しく紹介しますね。
部活動についての評判
ぎふ国際高等学校は部活動にも力を入れています。種類は、全部で6種あります。
(美術部、音楽部、図書部、e-スポーツ部、卓球部、バドミントン部)通信制でも部活を真剣に取り組むことができます。
「美術部は本格的なパソコンがあるので、コンピューターでデザインが出来て楽しいです」
「学校祭などでダンスと演奏を披露できたので、経験値がたまった」
「グラウンドがないのが残念」
「運動部はバドミントンと卓球だけしかない」
音楽部は、音楽に専念したい。真剣にミュージシャンを目指している。という生徒も多いそうです。ですから、学校祭などの行事では、毎回盛り上がりをみせています。
一方で、グラウンドがないので、運動部は、バドミントン部と卓球部のみになり、普段は体育館で活動をしています。その他のスポーツを頑張りたいという方には、あまり向いていないといえますね。
e-スポーツ部では、今話題の「STAGE:0」大会へ出場しました。プロゲーマーになりたいと思っている方は、大会に出場して経験を積むことができそうです。
卓球部は、令和元年度、全国大会出場を果たしました。バドミントン部は、プロアスリートから指導を受けたり、美術部では、webデザインを体験できます。
頑張る生徒を応援し、環境を整えてあげたい。という学校側の気持ちが伝わりますね。
校則、制服についての評判
制服の購入は必須ですが、私服通学もできます。
「冬用制服のスカートは地味だけどまあまあ可愛い」
「制服のリボンの長さが短すぎる」
「通信制高校の中では校則が厳しめ」
「校則は髪を染めたり、ピアスをあけたら注意される」
「バイトOK」
制服のリボンは、かなり短いため、他のものに付け替えている生徒もいるようです。一方で、ピアスと髪色には厳しいので、自己主張の激しい髪型、アクセサリー、服装は、ひかえましょう。授業は半日で終わるため、バイトと部活を充実させている生徒もいます。
進路についての評判
ぎふ国際高等学校の姉妹校には、6校の専門学校、2校の大学があります。医療事務、プログラマー、建設業界、ブライダル業界、客室乗務員、などなど学科は様々です。
「資格取得を奨励していて、パソコンスピード検定の講座がおススメ。就職の際に役立ちました」
「有名な大学に行く子もいますが、それぞれ学校以外で勉強をしている」
「姉妹校の専門学校に行く生徒が多い」
「講師は、担任制だから進路相談しやすい」
進学面は幅広く、将来性も充分です。また、進学、就職のための様々な資格取得を目指せるところがうれしいですね。全日制の普通科の高校には無い、手厚いサポートを受けられるので、就職の際にも有利に働きます。
人気なのは、文書デザイン検定1級、パソコンスピード認定、2級日本情報処理検定協会主催 情報処理技能検定1級など。他にもたくさんの資格取得が目指せるので、特にIT関連の仕事に就きたいという方は、取得することをおススメします。
一方で、偏差値の高い大学に進学を希望する生徒は、塾や予備校でも対策をしています。
学費はいくらくらい?
ぎふ国際高等学校の学費は2種類あります。ステップアップコースと、チャレンジコースの学費は同一になります。
週2日ベーシックコース
入学金 | 30,000 |
教育充実費 | 70,000 |
授業料 | 234,000 |
施設維持費 | 48,000 |
特別活動費 | 12,000 |
生徒会費 | 3,600 |
保護者会費 | 6,000 |
修学旅行積立金 | 48,000 |
初年度合計 | 451,600 |
週3日ステップアップコース・週5日チャレンジコース
入学金 | 30,000 |
教育充実費 | 70,000 |
授業料 | 234,000 |
施設維持費 | 48,000 |
特別活動費 | 12,000 |
特別補講料 | 156,000 |
生徒会費 | 3,600 |
保護者会費 | 6,000 |
修学旅行積立金 | 48,000 |
初年度合計 | 607,600 |
・保護者の方の市町村民税所得割額が304,200円未満である場合、補助金を利用可能です。
・岐阜県子育て支援奨学金、生活福祉資金、ぎふ国際高等学校学修奨学金などの制度があります。
入試内容はむずかしい?
ぎふ国際高等学校の入試内容は、単願入試と併願入試でことなります。単願の場合、難易度はそこまで高くありません。
推薦と一般単願入試の場合は、作文と面接
作文「今までの私、これからの私」400字
面接試験(個別)
一般併願入試の場合は、学科試験と面接
学科試験(国・数・英の3教科)
面接試験(10分の個別面接の予定ですが、受験者が多いときは2~3人で行います)
結果発表は郵送
合否通知は、中学校に受験者本人宛を含めて郵送し、合格者には、合格通知と共に入学手続きの書類を同封します。
作文の対策は、お題が「今までの私、これからの私」ということなので、中学生のころはどんな生徒だったのか、どんな学校生活を送っていたのかを書きます。
次に、今、関心のあることについて書き、もし、ぎふ国際高等学校に入学したら、どんなことを学んでいきたいかを書けるように練習しておきましょう。
面接で聞かれることは、大まかに、志望理由、関心、興味のあること、これから学んでいきたいことだと思います。この3つを実際に声に出して伝える。という練習がおススメです。併願入試の場合は、学科試験もあるので、試験対策も必要になります。
ぎふ国際高等学校の選べるコース・クラス
ぎふ国際高等学校は
・ベーシックコース(週2日)
・ステップアップコース(週3日)
・チャレンジコース(週5日)
上記の3つのコースに分かれています。
各コースには、クリスタルクラス、レインボークラスがあり、希望のクラスを選ぶことができます。
【クリスタルクラス】
中学校や小学校で不登校や別室登校など経験していて、人間関係が苦手な方。
【レインボークラス】
中学校や小学校で不登校や別室登校など経験はあるが、人とのコミュニケーションはふつうにとれる方。
一人ひとりの個性に合ったクラスを希望できるのは、通信制高校の中でもめずらしいといえます。自分の性格に合ったクラスを選ぶことで、友達づくりや人間関係の悩みを事前に減らすことができそうですね。
ぎふ国際高等学校では、2名の臨床心理士(カウンセラー)の方が常駐しているので、もし気になることや、悩んでいることがあれば一人で悩まず気軽に相談してみましょう。
ベーシックコース(週2日)
卒業資格取得を目的とした方。
【クリスタルクラス】
登校日 | 月曜日 | 木曜日 |
時間 | 午前または午後 | 午前または午後 |
【レインボークラス】
登校日 | 火曜日 | 金曜日 |
時間 | 午前 | 午前 |
・午前の部は9時20分~、午後の部は13時~となります。
ステップアップコース(週3日)
卒業資格だけでなく、国語、数学、英語の学力向上を目指したい方。
【クリスタルクラス】
登校日 | 月曜日 | 水曜日 | 木曜日 |
時間 | 午前または午後 | 午前または午後 | 午前 |
【レインボークラス】
登校日 | 火曜日 | 水曜日 | 金曜日 |
時間 | 午前または午後 | 午前または午後 | 午前 |
・午前の部は9時20分~、午後の部は13時~となります。
・週1回の特別講座では英会話、パソコン講座、姉妹校の専門学校、大学の講座などが受けられます。
チャレンジコース(週5日)
さらに発展的な学習内容を追加で学びたい方。毎日、半日だけ登校するスタイルなので規則的な生活が送れます。
【クリスタルクラス】
登校日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
時間 | 午前 | 午後 | 午前 | 午前 | 午前 |
【レインボークラス】
登校日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
時間 | 午後 | 午前 | 午前 | 午前 | 午前 |
・午前の部は9時20分~、午後の部は13時~となります。
・週2回の特別講座では英会話、パソコン講座、姉妹校の専門学校、大学の講座などが受けられます。
まとめ
ぎふ国際高校は、ベーシックコース(週2日)・ステップアップコース(週3日)・チャレンジコース(週5日)の3コースに分かれていて、クリスタルクラスか、レインボークラスを選べます。
・どのコースも授業は半日だけ
・部活動に熱心な生徒が多い。しかし運動部は少なめ
・校則は、ピアスと髪型については厳しい
・進学に向けて色々な資格取得サポートが受けられる
・学費は、奨学金制度、福祉支援が利用可能
・入試は、単願の場合、作文と面接のみである。
ぎふ国際高等学校は、姉妹校が多いので、将来性があり、様々な方面へ才能を伸ばせる学校です。また、授業、部活で使うパソコンなどの設備が十分に整っています。そのため、将来のためにパソコンのスキルを習得したい方や、IT関係に強くなりたい方にも向いています。
学校行事も豊富なので、体育祭は行っていませんが、楽しいことが好き。そんな方にもおすすめできる学校です。学校側は、いじめ撲滅活動に積極的なので、いじめや不登校の経験がある方も安心して通えるのではないでしょうか。
ぎふ国際高等学校について、以上となります。みなさんの参考になれば幸いです。資料請求はこちら