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通信制高校のQ&A

【体験者談】通信制高校に転入して後悔した4つのことを晒します

 

高校選びで悩む親
うちの子が通信制高校に転入したいみたいだけど、本当に後悔しないかしら、、

 

もしかしたら、この記事をご覧いただいているあなたは

「通信制高校に転入したいけど、やっていけるかな」

「子供が転入したいようだけど、本当に大丈夫なのだろうか」

と、不安な気持ちがあるのかもしれませんね。

 

何かを決断するときって、勇気がいりますよね。

誰だって、できるだけ後悔はしたくないものです。

 

”体験者が実際にどんなことで後悔したのか”を知ることで、

そうならないようにと事前に対策を打つことができたり、覚悟を持つことができますよね。

 

今回は実際の体験者のクチコミを元に、

”通信制高校に転入して後悔したこと”について詳しくご紹介します。

もし通信制高校選びに失敗したくない場合は、学校のパンフレットで詳しい情報を得る事です。

簡単にネットでは拾えない本当の情報が見れるので、多くの家庭で利用されています。

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通信制高校に転入して後悔していること

「こんなはずじゃなかったのに・・」

 

実際に通信制高校への転入者の中には

残念ながら思い描いていたキャンパスライフとは違った・・」という方も見受けられました。

 

実際に”後悔したこと”として

このようなことが挙げられていました。

・全てが自主管理なのでスケジュールを組むのが大変だった

・勉強内容が簡単すぎた

・友達を作りにくかった

・世間体が気になった

 

それぞれ、順に見ていきましょう。

①自主管理が要!学習計画を立てるのが大変だった・・

通信制の場合はかなりのモチベーションとやる気が必要になります。通学なら受け身でもよほどの事がない限りは卒業できますが、通信は自分で管理しながら、単位を取っていかなければいけないので・・。そのギャップに慣れるまで、しばらくは大変でした。

 

全日制と違って、通信制高校は単位制を用いる学校がほとんど。

留年がない分、しっかり自分で管理しないと3年間で卒業するのが厳しくなります。

 

この単位制に慣れずに、課題の提出を怠り、

結果的に単位を落としてしまって後悔している・・という意見が見られました。

 

私も、働きながら通信の学校に通ったことがあるので、

この自主管理の大変さ、ものすごく共感できます・・。

 

仕事で疲れたから・・と課題を後回しにしても

通信制は、誰にも責められません。

こうして後々、サボってきたツケが回って

途中でリタイアしてしまう人も決して少なくないのが現状です。

 

しかしこの先、就職しても大学等に進学しても自主管理が基本となります。

高校生のうちから、自主管理の経験を積むのは

将来、あなたの強みになるはずです。

 

「意志が弱くて不安だな・・」という方は、公立よりも私立の通信制高校を選ぶのが得策です。

一般的に私立の方が公立よりもサポートが手厚いという意見も多く、

実際に、文部科学省の行った学校基本調査から概算すると

通信制高校の卒業率はおよそ公立が50%、私立が90%となっています。

(参照:文部科学省「通信制高校に学ぶ生徒の現状と課題」)

 

 

さらに、学校生活の支援をしてくれるサポート校とダブルスクールをするいう選択肢があります。

学習管理だけでなく、メンタル面のケアもしてくれるので頼もしいですよね。

 

そのほかにも、手軽に使える単位管理アプリなども充実しています。

転入前に、自分にあった管理方法を模索しておくと安心ですね。

 

高校選びで悩む親
私立の方が進学率が圧倒的に高いのね。
はい、しっかりとした教育とバックアップが整っているところが多い傾向にあります。
教育カウンセラー

②勉強内容が簡単すぎた・・

通信制高校は高卒資格さえ取れればいいと思っている人も多いので、授業が簡単すぎます。大学受験したい人には物足りないかも。あと、わからないところがあっても、中々先生に聞きにくいところがネックです。前の学校で頑張っておけばよかったと後悔しています。

 

スクーリングも年に数日しかないし、学習範囲が狭くて簡単なことしかやらない。受験を考えてる方は勉強面で不利になると思います。卒業後の進路がどうなるのか不安です。

 

通信制高校は全日制の学校と比べても、学習内容が簡単なので

受験を考えている方の中には不安を抱えている方も少なくないようです。

 

確かに、通信制高校は登校日数自体が少ないので、受験にまで対応するのは至難かと思います。

 

学校によりますが、

スクーリングは、講義を聞いてプリントの穴埋めをしていくだけだったり

テストが返却されないので、どこで間違えたのかわからない・・なども声も多く見られました。

 

ただでさえ通信制高校は、独学で進めていくのが基本となるので

いざ受験となった時に、全日制の生徒と肩を並べて勝負できるのか不安になってしまいそうですよね。

 

 

しかし、通信制高校は全日制と比べても空き時間がたくさんあります。

受験勉強に打ち込める時間は、全日制よりも多いと言えます。

 

最近では、大学進学コースがある通信制高校も少なくありません。

学校によりますが、基本的に進学コースは早くから受験勉強に注力していくので

あえて通信制高校を選択する人もいます。

 

実際に、通信制高校卒でも東大や京大といった難関大学への合格者もいるので

結局は自分次第であると言えるでしょう。

 

大学進学を検討している方は、

受験対応している学校かどうか?実際の進学実績はどうか?

事前にリサーチしておきましょう。

 

独学だと不安な方は、先ほども触れたサポート校予備校など検討してみると良いかもしれません。

③さらば青春?! 友達を作りにくかった・・

友達や彼女を作ったり・・という青春は通信制では得にくい。もう思い描いたような普通の高校生活送れないというのは、とてもつらかったし後悔している。

 

人と関わる機会が少ないからコミュニケーションがどんどん下手になっていく気がする・・。やっぱり全日制が楽しいよ。まだ転入して3か月しか経ってないけど、少し後悔しています。

 

全日制から通信制へ転入した方の中には、

友達があまりできなかった・・と後悔している方も多いようです。

 

確かに通信制高校は、生徒同士が接する機会も少ないので

全日制のようにはスムーズに友達が作れないというのも納得ですよね。

 

 

通信と言えば、年数回のスクーリングだけという淡泊なイメージがありますが

最近では全日制高校に引けをとらないほど、行事が充実している通信制高校も増えています。

中には、ディズニーランドへ行ったり、海外への修学旅行がある学校も。

学校行事で楽しい時間を共有したら、きっと生徒同士の親睦も深まるはずです。

 

高校選びで悩む親
スクーリングが多いところの方が楽しそうね。
実際、学校の良い評判として「スクーリング」を挙げる生徒は多いです。
教育カウンセラー

 

また、「全日制のようなキャンパスライフを諦めたくない!」という方は

キャンパスへの通学日数が多いコースを選択するという手もあります。

週5日通学できる通信制高校もあるので、すぐに顔なじみの知り合いを作りたい方にオススメです。

 

「行事参加や通学はハードルが高いけど、友達は欲しい!」という方は

SNSなどを使って、同じ学校の友達を募集するという方法もあります。

 

一人で学習を進めたり、スクーリングを受けることに不安に感じている人は意外と多いです。

勇気をもって行動してみることで、すぐに友達になれるかもしれませんよ。

④通信制だと周りの目が気になった・・

私は「どこの高校?」とか「なんで通信制なの?」とか聞かれるのが、嫌でした。周りの目が気になって仕方なかったです。

 

通信に偏見を持っている人は多いです。バイトの面接に行ったときに、「通信に通っている」と言った途端、嫌な顔されました・・。就職でも不利にならないか心配です。

 

通信制高校に転入して後悔していることの一つに、

世間体が良くなく、周りの目が気になるとの意見が挙げられました。

 

確かに通信制高校と言えば、自由な校風ゆえに偏見を持たれることも少なくないと言えます。

「全日制高校を中退する=問題アリ」というレッテルを貼る人も、少なからずいるでしょう。

 

しかし、通信制高校を希望する学生は年々増えていることから

これから通信へのイメージも変わってくるはずです。

 

実際のところ、卒業後の就職率を見ると

全日制が16.4%、通信制が14.3%とさほど変わらないのが現状です。

(参照:文部科学省参考資料5

 

大事なのは、どのように学校生活を過ごすかです。

毎日ダラダラと過ごしても、自分で学習計画を立ててコツコツ勉強しても

時間は平等に流れていきます。

 

「通信でしっかり学んできた」と胸を張って言えるように

まずは自分の姿勢を正すことが大切だと言えるでしょう。

 

高校選びで悩む親
時間を有効に使い、勉強も頑張ってほしいわ。
通信の方が空き時間がたくさんありますので、打ち込みやすい環境は整っているといえます。
教育カウンセラー

 

少しでも、こうした不安を払拭しておきたい方は

空き時間に、就職に有利になるような資格を取得してみたり

アルバイトをして社会経験を積んでみてはいかがでしょうか?

 

就職面接の際に、自分という人間を最大限にアピールするためにも、

引き出しをたくさん作っておくと安心ですね。

 

「どうしても通信卒だとバレたくない!」という方は

全日制高校卒扱いとなる通信制高校ありますので、

是非、検討してみてくださいね。

 

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まとめ

いかがでしたか?

通信制高校に転入して後悔したことをご紹介しました。

 

【本記事のまとめ】

・通信制高校は自主管理が想像以上に大変。→意志が弱くて不安な人はサポート校という選択肢も

・学習内容が簡単なので、受験したい人には不利な一面も。→大学進学コースがある学校を選ぶと◎サポート校や予備校も検討してみる

・友達ができにくい、思い出が作りにくい→全日型コースや行事の多い学校を選ぶと◎SNSなどを使って友人を募るのも効果的

・周りの目が気になる→資格取得やアルバイトをしておくと良い。どうしても気になる方は全日卒業扱いとなる学校を選ぶと◎

 

通信制高校は、学校によって特色が大きく異なります。

後悔しないためには、まずは自分の希望にあった学校を選ぶのがマストと言えるでしょう。

 

しかし通信制高校での学校生活が、吉と出るか凶と出るかは

結局のところ、自分次第です。

自分の頑張り次第で、いくらでも状況を好転させることはできるはずです。

 

「自分はベストな選択をした」といつか胸を張って言えるように

受け身にならずに積極的に行動してみてくださいね。

 

この記事をご覧いただいた皆さんが、最良の選択ができるよう、応援しています。

 

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