滋慶学園高等学校の評判・学費・入試を解説【2018開校の実力】

 

滋慶学園高等学校は岡山県美作市にある通信制高校です。
滋慶学園グループに属する一校です。

 

入学を考えるにあたっては、

「学校の評判はどうかな？」

「学費はどれくらいかかるの？」

「どんな入試をやるんだろう？」

など、気になることがいろいろと浮かんできますよね。

 

そこで、この記事では

以上の3点について解説していきます。

 

滋慶学園高等学校の評判は？

残念ながら、実際に学校へ通っている生徒の口コミを見つけることはできませんでした。
滋慶学園高等学校の開校が2018年ということもあり、現時点では生徒からの情報があまり出てこないのかもしれません。

 

ですが、同じグループ校の学校に関する口コミを見つけることはできました。

滋慶学園に通ってましたが詐欺です。パンフレットと違うし金さえ払えば全てokって感じでした。
専門は詐欺やって思って大学に行きました。

引用：知恵袋

詳細は不明ですが、滋慶学園グループに属する専門学校に通っていた生徒からの口コミのようです。
かなり厳しい評価をされていますね。

 

他にも口コミを見つけることはできましたが、あまり評価は良くありません。

ここは学生を集めるだけ集めて入学したらまともな教育しないことで有名なグループ
学校と名乗ることが勘違い　塾だったら良いんでね
(後略)

引用：5ch

 

 

たしかに、これらの口コミから、滋慶学園グループの評判は悪いと思われます。
ですが、滋慶学園”高等学校”の評判というわけではない点に注意が必要です。

 

これらの口コミは実際に滋慶学園高等学校に通ったことがない人からの評価になるため、本当に評判が悪いのかどうかは定かではありません。
やはり、実際に通ってみなければ正しい評価をすることは難しいでしょう。

 

正確な評判がわからない以上、実際に自分で学校に足を運んで、学校の雰囲気や教育に対する姿勢を確認する必要があります。

 

体験授業等のスケジュールについては公式HPをご覧ください

滋慶学園高等学校　オープンスクールのスケジュール

 

まとめると、

ということになります。

 

 

滋慶学園高等学校の学費は高い？安い？

滋慶学園高等学校の学費について見ていきましょう。
学費補助についても解説していきます。

滋慶学園高等学校の学費

滋慶学園高等学校には大きく分けて2つのコースがあります。

それぞれの学費について確認していきましょう。

通学コース

通学コースはさらに細かくコースが分かれており、それぞれで学費が異なります。

学科名	入学金 (入学時のみ)	授業料 (1単位8,000円)	補習費 (指導費)	年間合計
通学1日コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	80,000円	380,000円
通学3日コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	190,000円	490,000円
通学5日コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	250,000円	550,000円
通学5日コース スポーツ専攻 全コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	250,000円	550,000円 ＋専攻別費用
通学5日コース 医学・薬学コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	250,000円	550,000円 ＋専攻別費用
通学5日コース 医療・福祉コース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	250,000円	550,000円 ＋専攻別費用
通学5日コース ロボット・プログラミングコース	100,000円	200,000円 （25単位の場合）	250,000円	550,000円 ＋専攻別費用

引用：滋慶学園高等学校

通学コースの学費は初年度で38万円～55万円ほどになります。

 

2年目以降は施設設備費として100,000円の費用が発生します。
そのため、毎年初年度と同じくらいの費用が発生すると考えておきましょう。
専攻費用については不明なため、学校へ問い合わせましょう。

 

その他、教科書代や制服代として60,000円～100,000円が必要になります。

 

また、本校以外に通学する場合は、スクーリング費用が別途掛かる点に注意が必要です。

通信コース

通信コースの学費は次の通りです。

学科名	入学金(入学時のみ)	授業料(1単位8,000円)	合計(年間)
通信コース	100,000円	200,000円（25単位の場合）	300,000円

引用：滋慶学園高等学校

通信コースの学費は初年度で30万円ほどになります。

 

通学コースと同様、2年目以降は施設設備費として100,000円の費用が発生します。
そのため、毎年初年度と同じくらいの費用が発生すると考えておきましょう。

 

その他、教科書代やスクーリング費として60,000円～100,000円が必要になります。

学費の相場

他の学校と比べて、滋慶学園高等学校の学費はどうなのでしょうか。

 

初年度納入金で比較していきたいと思います。

私立の通信制高校の学費はばらつきが大きいです。

ここで挙げたものだけで見ても、10万～130万円と幅広いです。
おおよそ、10万～20万円であれば安い方、30万～50万円であれば普通の金額、60万円以上は高い方と言えるのではないでしょうか。

 

その中でも、滋慶学園高等学校の通信コースは30万円ほどであるため、安い方と言えるでしょう。

 

滋慶学園高等学校の通学コースは38万～55万円であるため、普通の金額となっています。

 

ちなみに、私立の全日制高校の学費は、文部科学省の平成２８年度子供の学習費調査で1,040,000円という結果が出ています。
たとえ通学5日コースを選んだとしても、私立の全日制高校より安く済むというのは良いポイントと言えます。

 

とはいえ、学費の安さを求めるなら、10万円台から通える他の学校の方が良い選択肢となるでしょう。

学費補助について

 

滋慶学園高等学校で利用することができる学費補助は以下の通りです。

 

 

 

これらの学費補助がどれくらい受けられるのかについて解説していきます。

高等学校等就学支援金制度

国が私立高校に対して行っている学費補助制度です。

高校生等教育給付金

自治体(都道府県)が私立高校に対して行っている学費補助制度です。

大阪滋慶育英会

滋慶学園高等学校が行っている学費補助制度です。

日本政策金融公庫＜国の教育ローン＞

国の教育ローンです。
わかりやすく言えば、金利が低めの借金です。

 

基本的には1年中いつでも申請を受け付けています。
ですが、手続きの混雑等により、支給開始が遅れてしまう場合もあるため、必要になる時期の2～3ヵ月前の申し込みがお勧めです。
余裕をもって申請しておき、必要な時に必要なだけの学費を用意できるようにしましょう。

 

こちらの奨学金は、授業料や施設・教材費等、様々な費用に対して利用できます。
ただし、入学金については入学する月の翌月末までしか融資してもらえないため、注意が必要です。

 

各家庭の状況によって借り入れ可能な金額は異なるため、詳細な見積もりは日本政策金融公庫から確認することをお勧めします。

日本政策金融公庫

 

奨学金と言っても借金と同じですから、後で返さなければならないということだけは忘れないようにしましょう。

 

滋慶学園高等学校ではどんな入試が行われるのか

滋慶学園高等学校の入試について解説します。

入試の内容と難易度

入試の内容はコースによって以下のような違いがあります。

 

入試の倍率といったデータが見つからないことから、競争が激しいということはないでしょう。
勉強や学校生活に前向きに取り組む意志があれば合格するでしょう。

入試対策

 

いくら合格しやすいと言われても入試ですから、何の対策もなしに臨むのは不安ですよね。

そんな方のために、面接ではどんなことを聞かれるのか、作文でどんなことを書くのかについて解説します。
他の学校でも使えるような内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

面接で聞かれること

面接で聞かれる質問は、

といった内容が考えられます。

 

答える際には、ある程度正直に話しましょう。

 

通信制高校の多くは、中学時代に不登校だった生徒を積極的に受け入れています。
これからしっかり学校へ通うという意思を示した上で、そのような事情を話す分には問題ありません。

 

 

確かに、学校側に否定的な態度を取られたりして受け入れてもらえない場合があるかもしれません。
でも、そうなったとしても気を落とすことはありません。

 

正直に話して、それを受け入れてもらえないような学校は、「あなたと合わない学校だった」というだけの話です。
通信制高校は他にもたくさんあります。
その中には、きっとあなたを受け入れてくれる学校があります。
もっと良い学校があります。
だから、「自分はダメなんだ」と落ち込んだりしないでください。

 

とにかく滋慶学園高等学校に通いたいという意思を伝えることができれば大丈夫です。

 

面接に不安のある方は、以下の回答例を参考にしてみてください。
あくまでも自分の気持ちを大事にして話すことが大事ですから、そのまま暗記して話すのはやめましょう。

 

 

 

書類審査で書くこと

作文で書くことになる内容としては、

といった内容が考えられます。

 

あるいは、テーマが指定されず、何を書いても良いという場合があるかもしれません。
何も思いつかなければ今挙げたようなテーマで書くと良いでしょう。

 

作文のコツとしては、

という順番で書くことです。

 

例として、通信コースに通う場合を想定した簡単な作文を書いてみたいと思います。
テーマは「高校生活で頑張りたいこと」です。

 

最初に結論を述べておくことで、自分が書くべきことの目印になります。
もちろん、読んでいる人にもこれからどんな内容が述べられるのかわかりやすくなります。
その後の展開も、型を決めておくことでスムーズに進んでいきます。

 

この書き方が絶対というわけではありませんが、作文が苦手な方は参考にしていただけたら、と思います。

個別相談会に参加しよう

入試についていろいろと解説してきましたが、入試に臨む前に大事になることがあります。
それは、出願する前に個別相談会へ参加することです。

 

というのも、入試では最新の情報が大事になるからです。

 

当サイトのようなWeb媒体や学校からの資料等である程度情報を集めることは可能です。
ですが、学校の今を知ることができるのは、実際に学校へ足を運んで話を聞く方法しかありません。

 

例として、「基本的には入学希望者全員を受け入れる」という(募集人数100人の)学校があったとします。
でも、今年だけ募集人数100人のところに200人も希望者が殺到してしまったとしたらどうなってしまうでしょうか。
当然、溢れた100人は受験しても不合格となるでしょう。

 

個別相談会へ参加することで、今年度の入試の状況について、詳細な情報がわかるでしょう。
そうすれば、今挙げた例のようなことにはならないと思います。

 

結局のところ、入試についての情報を一番持っているのは学校です。
まずは学校へ相談しに行きましょう。

滋慶学園高等学校　オープンスクールのスケジュール

 

また、こうした個別相談会への参加が出願の条件となっている学校もあります。
滋慶学園高等学校ではその点について明言されていませんが、そうした学校があることも考えると、個別相談会へ参加するだけで入試が有利に進む可能性もあります。
ですから、個別相談会への参加が大切となります。

 

滋慶学園高等学校を卒業した後の進路

滋慶学園高等学校を卒業すると、高校卒業資格を得ることができます。
全日制高校と同様に、卒業後の進路として進学や就職を選ぶことができます。

 

 

 

2020年3月に公開された情報では、早慶上智、MARCHといったいわゆる難関大学への合格実績はありませんでした。
そのため、高いレベルの学校を目指す際には、自己努力が大切になってきます。

 

就職実績については公開されていません。まだ新しい学校であるため、まだ実績がないと思って問題ないです。

 

まとめ

最後に、滋慶学園高等学校の評判、学費、入試について振り返っておきましょう。

この記事を読んで、滋慶学園高等学校に入学するかどうか、判断してみてください。