大きなターニングポイントである高校進学。
簡単にやり直しの選択ができないからこそ、進路選択は慎重に選びたいですよね。
本記事では、
志望校の中に『厚木中央高等学校』が候補に入っている方の
・「学校の評判ってどんな感じ?」
・「学費はいったいどのくらいかかるの?」
・「入試の内容は?」
といったことについて、詳しく解説します。
目次
厚木中央高等学校ってどんな学校?
厚木中央高等学校の特徴は何と言っても、
『専門的な技術を身につけつつ高卒の資格も得ることができる通信制高校』
といった点です。
これは卒業後の就職にとても有利になります。
専門的な技術を身につけ、就職に有利になる進路の選択肢という学校は、もちろん他にも存在しますが、
厚木中央高等学校は強みとして、
グループ校である神奈川総合大学校との、技能連携を行なっているからなんです。
この『技能連携』が最大のポイント。
技能連携のメリット
就職に有利な技術が身につく
高卒の資格も取れちゃう
スケジュールが組み立てやすい
専門的な技術を身に付けることができる学校の選択肢の一つに、
「高等専修学校」というものがあります。
高等専修学校では国家資格の取得ができるという大きなメリットがあるのですが、
残念ながら高卒の資格は取れない、というデメリットもあります。
この場合、高卒の資格を取るためには、
通信制高校とのダブルスクールをするなどの方法を取らなければいけません。
スケジュールの調整や取得単位のことを考えると、かなりの負担になりますね。
しかし厚木中央高等学校は技能連携を行なっているので、グループ校で取得した単位を通信制高校の単位として組み込めるのです。
さらに、この技能連携を行なっている神奈川総合大学校が同一の敷地内にあることで、
毎回移動する時間も省略でき、スケジュール調整もしやすくなりますね。
技能連携校で学べる分野としては
工業技術学科
・電気コース
・電子情報コース
生活造形学科
・生活コース
・ファッションコース
があり、
工業技術科では電気工事士や電気通信技術士、
生活造形学科ではアパレルやファッション業界、また介護系、調理系の大学・短大、専門学校への進学を目指すことがきます。
スクールライフはどんな感じ?評判が気になる!
通信制高校でありながら平日通学型コースがあるので制服がもちろんありますし、部活動や年間行事、課外活動もとっても盛んです。
そこで気になってくるのはスクールライフですよね。
実際に通っていた生徒さんたちの口コミを見ていきましょう。
良い口コミ
工業科の授業についても電気実習の道具が充実しているので
学ぶことに対してやりがいを感じることができます。
自分で学習計画を立てるのが苦手だなという人でもレポートごとに
提出期限が設けてあったり、先生方も親身に勉強の相談に乗ってくれるので
安心できます。
校舎は比較的きれいですが、教室が少し狭いかな?と感じます。でもその分、先生の目が行き届いているので授業にも積極的に参加できます。
悪い口コミ
サボろうと思えばいくらでもサボれてしまう
進学を考えているなら本人の努力次第の部分が割合として大きく予備校との併用も必要
悪い口コミもいくつか見受けられますが、本人次第で良くも悪くもなるといったものがほとんどです。
なんとなく志望して通ってしまうと、高卒の資格取得や就職に影響が出てしまうようですね。
ただ厚木中央高等学校に限ったことではないので、周りに流されず入学した目的を見失わないようにすることで解決できるでしょう。
また、予備校との併用に関して、
効率的な対策や、受験のプロである予備校講師に進路の相談もできるといった点は進学を目指す上では大きなメリットになりますので、
将来の可能性を広げるためにも、通っておいて損は無いかもしれません。
学費はいったいどのくらいかかるの?
技能連携校は実質ダブルスクールのような形になるため学費が高くなるように感じますが、そんなことはありません。
連携生として入学した場合は施設費や入学金、授業料が一部免除になります。
技能連携をしない場合
入学金 20万円
施設費 10万円
授業料 3万7千円(1ヶ月)
※ここに教科書、教材費、制服代が別途かかります。
連携生の場合
連携生の場合は二つの学校の学費の合計になります。
空白部分は免除になっています。
専門学校神奈川総合大学校 高等課程 | 厚木中央高等学校 | |
入学金 | 180,000円 | 10,000円 |
教育充実費 | 60,000円 | |
教育運営費 | 60,000円 | |
施設費 | ||
年間授業料 | 426,000円 | 72,000円 |
入学検定料 | 20,000円 | |
小計 | 746,000円 | 82,000円 |
合計 | 828,000円 |
※2年次、3年次は授業料のみの498,000円。
ここに各学年で教科書教材費、行事費がかかり
新入生は教科書、教材費、制服代で34万円ほどかかります。
入試について
出願方法は2種類です。それぞれについて解説していきます 。
推薦入試
一般入試
推薦入試
・書類審査
・保護者同席の個別面談
厚木中央高等学校のQ&Aにこんな記載があります。
勉強したい熱意があれば大丈夫です。
推薦してもらいたいという熱意を担任の先生に示してください。
引用:厚木中央高等学校
入学したいという意欲や、学びに対する姿勢が評価されるようです。
志望動機などが答えられるよう学校のパンフレットやホームページをしっかりと下調べするのはもちろんですが、何よりも入学したいという熱意を伝えることが大事です。
また当日は第一印象を良くするためにも、身だしなみは整えていきましょう。
一般入試
普通科:国語・基礎学力・保護者同席の個別面談
工業科:国語・数学・保護者同席の個別面談
基礎学力テストは中学校の勉強の内容が理解できていれば、そこまで難しくはありません。
対策をするならば、過去問を解くことで基礎のどの部分を理解していないのか把握し、苦手分野の基礎固めを繰り返すことで合格点は目指せるでしょう。
推薦入試同様に保護者同席の個別面談があるので、ポイントは押さえておきましょう。
まとめ
・技能連携制度を取り入れている高校なので進学や就職の可能性が幅広い。
・高等専修学校と通信制高校のメリットを兼ね備えている為、将来の選択肢が広がる。
・連携生として入学することで入学金の免除や私立学校学費支援制度の利用で学費を抑えることも可能。
・個別面談では入学の意欲や学びに対しての目的をしっかり持って挑む。
将来の目標やなりたい職業が明確にイメージできている人にとっては、オススメの学校と言えます。
志望校の中に『厚木中央高等学校』が候補に入っている方は一度学校説明会などに参加して、
校風や校内の雰囲気を確かめに行ってみると良いでしょう。