立志舎高等学校への入学を考えた時
「評判はどうなのかな?荒れてないだろうか?」
「学費はいくらくらいかかるんだろう?」
「入試の科目は何だろう?難しくないかな?」
といったことが心配になると思います。
高校生活は人生の中でも「青春」と呼ばれる大事な時期です。
そんな高校生活を学校選びで台無しにするのはもったいないですよね。
思った通りの高校生活を手に入れるためには情報収集が必要です。
そこで、この記事では
内容
- 立志舎高等学校の評判
- 立志舎高等学校の学費
- 立志舎高等学校の入試
について解説しています。
立志舎高等学校が自分に合った学校かどうかを考えるとき、役に立つので読んでおきましょう。
それでは早速、評判から見ていきます。
立志舎高等学校の評判
立志舎高等学校は錦糸町に本校のある通信制高校です。
下記のような特徴があります。
特徴
- アクティブラーニングとしてゼミ学習を取り入れている
- イベントを通じて社会性を獲得できる
- 進学に重きを置いたコースも完備
この中でも進学に重きを置いたコースが特徴的です。
一般的な通信制高校では、登校日数でコースが分かれています。
しかし立志舎高等学校は、もう少し細かく下記のとおりに分かれています。
コース
- 平日コース →週5日通学
- 特進クラス 難関大合格を目指す
- 進学クラス 大学や専門学校進学を目指す
- 普通クラス 基礎学力向上を目指す
- 土曜コース →週1日通学
毎日登校するコースの中でも希望する進路によってクラスが選べます。
コース、クラス分けを見ると進学に力を入れていることが予想されます。
では、実際の評判はどうなっているのかを見ていきましょう。
悪い評判
まずは気になる悪い評判から見ていきましょう。
悪い評判
- 授業中に歩き回ったり、大きな声で話す人がいる
- 最寄り駅周辺の商業施設は立ち入り禁止
- グラウンドが狭い等、施設や設備が弱い
生徒のレベルの低さを指摘する評判が散見されます。
ただしこの種の評判は2008年~2013年頃に集中しており、その後は見られません。
環境が改善されていると思われますが、必ず見学に行き自分の目で確かめておきましょう。
都心に校舎があるため、施設・設備が弱いようです。
行事等で必要になるたび公共施設を利用することでカバーしています。
校内にないのはデメリットですが、他の学校の施設よりも高品質な外部施設を使えると考えればメリットかもしれません。
良い評判
良い評判は学習環境に関することが中心です。
学習に力を入れていることがうかがえます。
良い評判
- ゼミ学習によって他者と関わりながら学習に取り組むことができた
- 校則はほぼ社会ルールなので、校則に従っていれば社会ルールが身につく
- 特進クラスは大学進学のために勉強している。
- 進学クラスでも成績が良ければ指定校推薦がもらえる
ゼミ学習が成功しているようです。
生徒たちからは評判がよく、効果も高いことがわかります。
学習効果だけでなく、人間関係の改善にも効果があります。
校則は社会ルールとほぼ同じということは、学校内は社会の一員であるという意識の表れです。
悪い評判に出ていた風紀の乱れと矛盾しますので、近年は改善されていると見ることもできますね。
進学についてもよい評判が多いです。
特に指定校推薦がもらえる可能性があるのは心強いですね。
指定校推薦とは
大学から高等学校にオファーする推薦方式です。
大学1つあたり、学校内で1~3名程度の募集なので狭き門となります。
一般的には全科目5段階で4の成績を取るのが最低ラインと言えます。
秋口に進路が決まることと、面接と作文程度の入学試験で合格が決まる上に合格率が高いことがメリットです。
立志舎高等学校の学費
年間の学費はコースによって異なり、以下のとおりです。
年間学費
- 平日コース 初年度 710,000円
- 入学金250,000円
- 授業料370,000円(年額)
- 施設費90,000円(年額)
- 土曜コース 初年度 295,000円※
- 入学金50,000円
- 授業料7,500円(1単位)
- 施設費20,000円(年額)
※1年次30単位、2年次30単位、3年次14単位 合計74単位で卒業
1年次で計算
通信制高校の年間学費は40~60万円程度と言われていますので、入学金を抜きに考えれば平均的と言えます。
また土曜日コースは通学日数が少ないため学費が安くなっています。
立志舎高等学校の入試
ご安心ください!立志舎高等学校は筆記試験を課しません。
では何を試験するのかというと下記のとおりです。
入試科目
- 推薦入学(A推薦)→単願
- 書類審査
- 面接
- 推薦入学(B推薦)→併願
- 書類審査
- 作文
- 面接
- 一般入学 →中学校からの推薦なし
- 書類審査
- 作文
- 面接
基本的には面接と作文で合否が判定されます。
立志舎高等学校だけしか受けなければ作文免除となります。
入試の選考基準については下記のような記述があります。
※主として学習意欲の有無を確かめます。
引用:立志舎高等学校公式HP
なので、中学でどうだったかは関係ありません。
面接や作文では、入学後の決意をしっかりアピールしましょう。
立志舎高等学校の進路
立志舎高等学校では進学・特進コースがあるため進学を選ぶ生徒が多いです。
そんな卒業生の進学先は下記のとおりになっています。
進学大学
- 大阪大学
- 東北大学
- 千葉大学
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 上智大学
- 明治大学
- 立教大学
- 法政大学
- 中央大学 他多数
特に目を引くものを中心に紹介しています。
特進コースに進んだ場合、こういった大学への進学可能性が出てきます。
ということは、学習のレベルが低すぎるという問題はなさそうです。
まとめ
立志舎高等学校についての解説してきました。
ここまでの内容をおさらいしましょう。
まとめ
- 進学に力を入れていてコース分けが充実している
- ゼミ学習が効果を発揮している
- 学費は平均程度で、筆記試験はない
- 社会ルールを重んじた校則を採用している
立志舎高等学校は独自の学習方法を取り入れながら、一定の結果を出しています。
また、生活面も社会ルールを意識しており、卒業後を見据えた指導と考えられます。
非常に魅力の多い学校ですが、最後は自分の目でしっかり確認して決めましょう。