将来、プログラマーやwebエンジニアなど、IT関係に携わる仕事がしたいと考える方が増えています。
「せっかく通信制高校に行くのだからプログラミングを勉強したい。」そのように考えているそこのあなた。
「プログラミングが学べる通信制高校ってあるのかな?」
「高校でプログラミングを学ぶのは早いのか…?」
「今からやっておいた方が良いことってなんだろう…」
この記事では
〇 プログラミングが学べる通信制高校一覧
〇 高校生がプログラミングを学ぶのは早いのか
〇 通信制高校へ入学する前にプログラミングについてやっておいた方が良いこと
について解説していきます。では早速見ていきましょう!
目次
プログラミングが学べる通信制高校ってある?
現在、プログラミングを学ぶことができる通信制高校はこちらです。
通信制高校
N高等学校 「N高等学校 公式ホームページ」
明聖高等学校 「明聖高等学校 公式ホームページ」
コードアカデミー高等学校 「コードアカデミー高等学校 公式ホームページ」
ヒューマンキャンパス高等学校 「ヒューマンキャンパス高等学校 公式ホームページ」
クラーク記念国際高等学校 「クラーク記念国際高等学校 公式ホームページ」
サポート校
つくば高等学院 「つくば高等学院 公式ホームページ」
おおぞら高等学院 「おおぞら高等学院 公式ホームページ」
これからの時代、日本にはIT技術者が不足すると言われています。今後、IT関連に強い人材が今後どんどん必要となってくるでしょう。
それに伴って、プログラミングを学ぶことができる学校は今後も増えていくと予想されます。
プログラミングを学べる通信制高校を選ぶ時の注意点
プログラミング学べる通信制高校を選ぶ上で、注意しなくではいけないことがあります。
それは、
- 対象の地域に住んでいるかどうか
- 実際に通うことができるかどうか
です。簡単に解説していきます。
対象の地域に住んでいるかどうか
通信制高校といえど、卒業するための単位を修得するには必ずスクーリングが必要です。ですから、まずはその通信制高校(キャンパス、学習センターなど)の対象地域はどこなのか確認が必要です。
通信制高校そのものに指定地域がある学校もあります。広域通信制高校にしても、コースによってはキャンパスや学習センターが限られることもあります。
例えば、クラーク記念国際高等学校の「ゲーム・プログラミング専攻」を選択できるのは
仙台キャンパス、秋葉原ITキャンパス、大阪天王寺キャンパス、芦屋キャンパス、大阪梅田キャンパス のみとなります。
ホームページや、資料請求、お問い合わせなどで必ず確認しておきましょう。
実際に通うことができるかどうか
先程の、“対象の地域に住んでいるかどうか”と重なる部分もありますが、ここでは「実際に通えるかどうか」ということについて解説します。
通信制高校は、家でレポート課題をやって提出し、年に数回のみのスクーリング。という自宅学習が基本的です。登校日数が少ないことが魅力で通信制高校を選ぶ人も多いでしょう。
ですが、プログラミングを学びたいとなると、通信制高校によっては登校数が増える学校が多いようです。
例えば、N高等学校で「プログラミングクラス」を選択する場合、ネットコースではなく、通学コースを選ばなくてはなりません。
プログラミングを学ぶためにはある程度の登校が必要ということでしょう。
プログラミングを勉強したいけど、「学校に行くことは極力減らしたい」と考えている人は、コードアカデミー高等学校のようにプログラミングを必修としている特化型の通信制高校を選択すると良いでしょう。
おすすめの3校!
学校名 | おすすめポイント | |
① | コードアカデミー高等学校 |
年2回のスクーリングが長野県とちょっと大変な人も多いかもしれませんが、それ以上に全講義の1/3もプログラミングを学ぶことができるのはここだけです。普段の学習も基本的にオンラインで行います。プログラミングに力をいれている高校だけに企業も注目しています。 |
② | N高等学校 |
ニコニコ動画を提供している株式会社ドワンゴが運営している高校だけあって、プログラミングを教えてくれるのは現役のプロ達です。最終的にはニコニコ動画をおおよそ作れるようにまでなるそうです。主流の言語が学べるのが強みです。より実践的なプロジェクトを経験するため、プログラミングクラスは通学コースとなります。 |
③ | ヒューマンキャンパス高等学校 |
専門分野が細かく分かれているため、より自分のやりたいことを学ぶことができます。また、プロから学べることは嬉しいポイント。専門分野でも週1~週5日で登校日数を変えることができるため、自分のペースで学んでいけます。進学への対策はやや手薄な印象。難関大学などを目指す時には塾などが必要になりそうです。 |
おすすめの3校を選んでみましたが、どの高校もメリットとデメリットがあります。自分がプログラミングを学ぶうえでどのようなスタイルが良いのかを基準に選んでくださいね。
通信制高校でプログラミングを学ぶのは早い?
プログラミングは確かに専門学校や大学、就職先で覚えることもできる分野です。
例えば、プログラミングが学べる専門学校や大学へ入学する道や、就職してから職場で教えてもらったり、プログラミングスクールに通う道など、プログラミングを学ぶ道や時期は自由に選べます。
ですが、ITに関する流れは数年であっという間に変化していきます。ですから、少しでも早い段階から始めておくとより素早い対応ができるでしょう。
また、プログラミングには物事を順序立てた倫理的な思考が必要です。より柔軟な発想ができるうちに修得することが目標への近道になるかと思います。
基本的にプログラミングは独学という部分が多くなりがちです。わからない部分を解決するために長い時間がかかってしまうことも。ですが、通信制高校で学ぶことができればわからない部分はすぐに質問や相談ができるため、時間を無駄にすることはありません。
通信制高校でプログラミングを学びながら高卒の資格を取ることができることのメリットは大いにあるのではないかと思います。
通信制高校へ入学する前にプログラミングについてやっておくことある?
ひとえにプログラミングといっても、それを活かす場はたくさんあります。
プログラマーや、システムエンジニア、webエンジニア、ゲームエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなどIT関連の職業は多岐にわたるのです。
具体的に〇〇になりたい!という目標があればそれはベストですが、そこまでではなくとも、
ゲームやアプリを作りたい!
AIを開発したい!
ロボットを作りたい!
公共システムをより便利にしたい!
こういったやりたいこと考えておきましょう。それによって、学校によっては選択すべきコースも変わります。
自分が何をやりたくてプログラミングを学びたいのか。これを明確にしておくことで、自分のやるべきことが分かりやすくなりますし、入学する際も面接や書類(願書)で強い自己アピールになるでしょう。
どの通信制高校でも、プログラミングについては基礎から教えてくれます。全くの未経験でも問題ないでしょう。特別、プログラミングの勉強をしておく必要はなさそうです。
ただ、プログラミングを学ぶにあたってパソコンの使用は必須です。ある程度のタイピングや、基本操作などはできるようにしておくと、入学してからもスムーズです。また、プログラミングは英語を必要とします。基本的な文法や英単語には慣れておけば損はないでしょう。
また、プログラミングの本をいくつか読むこともおすすめです。中高生向けのプログラミングの本もたくさんありますよ。
プログラミングを学べる通信制高校 まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでの記事をまとめます。
〇 プログラミングを学べる通信制高校は増えてきている。
〇 通信制高校でプログラミングを身に着けることは時間を有効活用できる。
〇 プログラミングを将来どんなことに活かしたいのか考えておく。
早いうちから何を学びたいのか決まっていることは、今後の進路においても大きな強みとなるでしょう。これからの時代、IT系の技術者は必要不可欠です。
プログラミングと一言にいっても様々な方向性がありますから、進みたい道をどんどん具体的にできると良いですね。
プログラミングが学べる通信制高校を探している方の参考になれば幸いです。