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定時制高校の一覧

神戸市立神戸工科高等学校の評判は!?入試、学費も解説!

神戸市立神戸工科高等学校へ入学しようと思っている人、迷っている人の中には

 

「実際の評判や雰囲気はどうなんだろう」

「入試はどんな内容なんだろう」

「学費はいくらくらいかかるのかな」

 

このような不安を抱えている方も多いとおもいます。

 

そこでこの記事では、

 

・実際の神戸市立神戸工科高等学校の評判、口コミ、雰囲気

・入学試験の内容について

・学費について

 

について、詳しく解説していきます。

 

【評判】神戸市立神戸工科高等学校はスポーツ強豪校!校則は厳しい⁉

まず、実際の評判についてみていきましょう。

わずかですが、ネット上での評判をあつめました。

 

良い意見

・気の合う仲間と一緒で楽しい。

・スポーツが強い。

・最寄り駅はJR灘駅徒歩3分、阪神電車岩屋駅徒歩5分、阪急電鉄王子公園駅又は春日野道駅徒歩10分と電車通学に便利。

 

スポーツに関しては、公式のHPをみるとかなりの実績を残しているようですね。

 

なんと卓球部・剣道部・陸上部が全国大会出場を果たしており、

サッカー部・バスケットボール部・柔道部・バレーボール部・ソフトテニス部も県大会出場となっています。

 

運動が好き、得意な方にはとてもいい環境といえそうです。

 

悪い意見

・校則が他の定時制高校より厳しい。

・常勤講師は頑張っていると思うが、非常勤講師のレベルが低く数も多い。そのため生徒との溝がある。

 

この校則が厳しいという意見ですが、確かに学校で撮影されている写真からは髪の色が派手な生徒がみられないので、頭髪など身なりに関することは特に厳しいかもしれません。

 

しかし逆に、「親としては安心できる」という意見もありました。いじめに関してもしっかりと制度化された取り組みが行われていますし、保護者目線では厳しい校則はむしろ安心材料になるようですね。

 

また、生徒との溝に関しては、創設してまもない頃の意見でしたので、現在はかなり改善されているのではないでしょうか。

 

【入試】神戸市立神戸工科高等学校の入試は学力検査!

ではこれから入学試験について、簡単に流れを説明しますね。

入試の流れ

ます2月下旬までに入学願書を提出します。

そこからおよそ2週間後に学力検査(※1)が行われます。

学力検査の結果と調査書(※2)の成績によって、合否が決定します。

 

※1 満20歳以上の志願者は、希望すれば学力検査を面接と作文に変えることができます。

※2 調査書とは、中学校の学習成績、出席状況、部活動などの受賞成績などが記載された成績表です。現在の中学校が作成し、志願先の高校へ提出されます。

 

受験料は300円となります。

 

注意

当日の会場は全日制の神戸市科学技術高等学校と同じ会場になります

試験会場を間違えないように、余裕ももって到着しましょう。

 

 

試験科目は国語、数学、社会、理科、英語の5教科になります。

時間割は以下のとおりです。

8:30 集 合
8:40 ~  8:50 注 意 事 項 説 明
9:10 ~ 10:00 国 語
10:15 ~ 11:05 数 学
11:20 ~ 12:10 社 会
13:00 ~ 13:50 理 科
14:05 ~ 14:55 英 語

各教科100点ずつの500点満点となります。

 

問題は全公立高校共通のものになるので、問題は難しいと思いますが、最後まであきらめずにがんばりましょう。

 

 

満20歳以上で、面接を希望する場合は、以下の日程です。

8:30 ~ 集 合
8:40 ~  8:50 注 意 事 項 説 明
9:10 ~ 10:00 作 文
10:15 ~ 11:05 面 接

 

作文・面接では、志望動機や学ぶ意欲どのような高校生活を送りたいかなど聞かれることになると思います。しっかりと理由を説明できるように準備しておきましょう。

 

また、工業高校なので、ものづくりに対する興味など、これから自分がどのような技術をみにつけていきたいか、など将来に対するイメージなどを話せる(書ける)ようにしておくと好印象につながると思いますよ。

再募集

入学試験で合格者数が定員に満たなかった場合、再募集が行われます。

神戸市立神戸工科高等学校では、毎年再募集が行われています

 

入学試験と流れは同じです。

3月下旬に再募集への出願書を提出し、その数日後に試験となります。

再募集においても、満20歳以上の志願者は、希望すれば学力検査を面接と作文に変えることができます。

 

 

ただし再募集では試験の内容がすこしだけ違います

日程は以下のとおりです。

8:40 ~ 集 合
8:50 ~  9:00 注 意 事 項 説 明
9:20 ~ 10:10 検 査 1
10:30 ~ 11:20 検 査 2
11:40 ~ 12:30 検 査 3

 

このように、検査1~3の計3時間となっておりますが、

試験科目は国語、数学、社会、理科、英語の5教科になるようです。

なので、おそらく1時間の中で2科目のテストを解くのだと推測します。

 

公式HPで神戸市立神戸工科高等学校の再募集要項を確認する限りでは、各検査の科目の内訳までは記載がありませんでしたが、1科目あたりの時間が短くなる分、より集中して試験に臨む必要がありそうですね。

 

満20歳以上で、面接を希望する場合は、以下の日程です。こちらは入学試験と同じ内容になります。

8:40 ~ 集 合
8:50 ~  9:00 注 意 事 項 説 明
9:20 ~ 10:10 作 文
10:20 ~ 11:10 面 接

 

【学費】神戸市立神戸工科高等学校授業料は月1550円!支援制度も!

学費は年間で110,000円程度となっており、内訳は以下となります。

 

月額費用 計6,000円程度/月
授業料 1,550円
修学旅行積立金他 4,560円程度
年間諸経費 計50,000円程度:説明会の際に支払
学校の納入金 25,000円
学用品購入 25,000円程度
その他
通学定期(公共交通手段利用者) 定期代実費
教科書 申請により無償※

※市県民税の所得割額(年収一定額以下)の方は申請を行うことにより国より「就学支援金」が支給されます

 

支援金には、

 

・授業料・教材費を免除する就学支援金

・それ以外の学費分を支給する奨学給付金

 

この2種類があり、いずれも申請が必要です。

 

それぞれの支給条件、内容は以下のとおりです。

支援金の種類 対象者 補助内容
就学支援金 保護者(親権者)の所得が合わせて910万円未満(「都道府県民税所得割額」と「市町村民税所得割額」の合算額が50万7,000円未満) 授業料、教材費(教科書代)

の免除

奨学のための給付金 生活保護受給世帯(生業扶助受給) 年間32,300円を支給
保護者等全員の道府県民税所得割及び市町村民税所得割額が非課税の世帯の

第1子

年間82,700円を支給
第2子以降 年間129,700円を支給

 

入学時に申請についての説明がありますので、要件に該当する場合は案内にしたがい申請を行うようにしましょう。

 

【合格率ほぼ100%】神戸市立神戸工科高等学校の倍率は0.5!

ここまでは実際の評判、試験方法などについてみてきました。

でもやっぱり第一の心配事は、”入学できるかどうか”ですよね。

 

ではここから、実際の合格実績をみてみましょう。

 

神戸市立神戸工科高等学校は夜間定時制の高校です。

 

毎年倍率は0.4~0.5となっており、

直近の合格実績は以下のようになっています。

募集 志願 受験 合格 合格率
2020年 120 53 53 52 98%
2019年 120 56 55 54 98%

 

 

このようになっており、ほぼ間違いなく入学が可能です。

 

【雰囲気】6割が不登校経験あり!?ほとんどの生徒が働きながら通学!

さて、入学はできそうだと一安心すると、やはり学校の雰囲気や授業内容が気になってきますね。

ここからはデータをもとに、神戸市立神戸工科高等学校にはどのような生徒さんがいるのか、そのイメージについて解説します。

 

まずはこちらの図をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

引用:神戸市「神戸市立定時制高校あり方検討委員会」資料より抜粋

 

このように神戸市立定時制高校の生徒の構成を割合で表すと、

およそ60%がかつて学校に登校しづらかったり、不登校の経験がある人

5%が他校中途退学、3%が成人、となっています。

 

神戸市立神戸工科高等学校の1学年がだいたい50名くらいですので、

人数にすると30名が不登校などの経験あり、3名が中途退学、2名が成人、という計算です。中学生時代に同じような悩みをかかえた人が多くいそうですね。また、神戸市の定時制高校自体がそういった人たちの支援に力を入れているともいえます。

 

また、男女比は9:1ほどのようです。

 

さらに神戸市率神戸工科高等学校の生徒さんは約75%がアルバイト、パートをしているようです。こちらの図をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:神戸市「神戸市立定時制高校あり方検討委員会」資料より抜粋

 

このように、ほとんどの生徒さんが日中は真面目に働き、夜間に通学を行っているようです。

 

以上のデータから私が思うに、比較的不良が多いというよりは、中学時代に学校になじめなかったり、なんらかの理由によって中学校への通学ができず不登校になってしまった人や、経済的理由などによって夜間高校を選択された人などが入学していると考えられます。

 

ですので、ヤンキーが多いといったような風紀の悪さは、他の地域の定時制高校と比べてもあまり見られないのではないでしょうか。

 

イメージをみるかぎりだと、安心して通学できそうな気がしますよね。

 

【授業内容・イベント】様々な経験に触れる!専門性を高める実習も!

ここからは実際の授業内容や、行事等について説明します。

 

授業は17:30より開始します。

時間割などは公開されていないため詳細はわかりませんが、

実技の授業などでは2~3時間通しで行われることもあるようです。

 

学習カリキュラムについてですが、

 

1年次は共通科目を皆で学び、

2年次からは以下の3コースから選択します。

 

機械コース:機械製図・設計・工作などの実習を通じて「モノをつくる技術」を身につけます。

電気コース:発電、送電、電気工事、情報など実習を通じて「エネルギーと情報を伝える技術」を身に着けます。

ロボティクスコース:機械と制御の基本を統合的に学び、ロボット制御など実習を通じて「モノを動かす技術」を身に着けます。

 

また、第2種電気工事士、ITパスポート(情報系)、ボイラー技士、情報技術検定、危険物取扱者、CAD検定など様々な資格の取得支援も積極的に行われているようです。

これらの資格の取得でポイントが付与され、一定以上のポイントに達した生徒さんは卒業時に表彰されるそうです。

 

自分の興味のある専門分野を伸ばしていくことで、将来技術者として社会に役立つ仕事ができそうですね。

 

さて、行事についてもみてみましょう。2019年はこのような行事がありました。

 

2019年の行事・イベント

・文化祭

・芸術鑑賞会(オペラ鑑賞など)

・体育行事(アメリカンフットボール観戦など)

・修学旅行(北海道など2泊3日)

・四季の校外学習(神戸港、大阪周遊、USJなど)

 

芸術に触れ、スポーツを楽しみ、校外学習で様々な体験をしながら

同じ定時制の仲間と楽しむことができる、そんな環境が神戸市立工科高等学校にはしっかりとありそうです。

 

【進路】就職内定率100%!?

神戸市立神戸工科高等学校の進路は就職、進学と様々です。

工業高校なので、製造・加工・メンテナスや鉄鋼関係などが就職先にあるようです。

 

特に就職支援にはとても力を入れているようです。2019年にはなんと内定率100%という結果でした。

複数の大手企業に採用され、中には研究開発部門に採用された生徒さんもいるようです。

また4年生大学や短期大学、専門学校へ進んでいる生徒さんもいます。

 

真面目に学業に取り組むことができれば、いい進路が開けそうですね。

 

【まとめ】

ここまでの内容をまとめました。

 

まとめ

・学力検査があるが、定員に満たないため合格率はほぼ100%。

・多くの生徒が昼間仕事をしており、校則が厳しいため他の定時制よりもしっかりとした生徒が多い印象。

・電車通学の便が良い。

・機械、電気などの専門技術を学ぶ実習では、2~3時間通しの授業もある。

・様々な行事を仲間と楽しむことができる。部活動も活発。

・学費は年間で110,000円ほどであるが、所得によって支援制度がある。

 

 

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