通信制高校の入学を控えたお子様を持つ保護者の方の中にはこのようなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
そんな方のためにこの記事では、保護者の方のための通信制高校の入学式について解説します。
この記事を読むとわかること
・通信制高校の入学式には保護者は参加するものなのか
・どのような服装で参加するのが良いのか
・入学式当日の流れ
・当日持っていくもの
目次
通信制高校の入学式には親は参加するのが普通!
たしかに、通信制高校と聞くと、様々な事情がありそうなので、入学式への親への参加は、少ないと思うかもしれません。
しかし、結論から言うと、保護者の方は参加するのが普通です。
ほとんどの通信制高校では、保護者の方の入学式の参加を推奨しています。
実際に、通信制高校側からも保護者の参加を促しています。
入学式には、保護者の方には必ず参加していただきます。
まずは、皆さんの晴れ姿を見て頂きたい、そして入学式後のガイダンス、これには必ず親子で参加して頂きます。
このガイダンスでは、新しい学校について、学則、心得、カリキュラム、など説明する入学後初めての大事なガイダンスです。 必ず参加してください。(青山ビューティ学院高等部)
保護者さまの参加は強制ではありませんが、一生に一度のお子さまの晴れ舞台ですので、ぜひご参加いただきたいと思います。
過去の入学式では、代々木アニメーション学院プロデューサーを務める「秋元康さん」「つんく♂さん」が特別ゲストとして登壇したことがあります。(代々木アニメーション学院 高等部)
保護者は強制参加ではありませんが、せっかくの晴れの舞台ですので、是非ご覧いただければと思います。(北海道芸術高等学校 福岡キャンパス)
引用:GO!通信制高校
通信制高校によっては保護者も入学式に強制参加のところもあるようですね。
強制参加というのは少し特殊な例かもしれませんが、多くの学校では保護者の参加は強制ではなく任意もしくは推奨とされています。
入学式に行って良かったという声が数多くTwitterに投稿されていました。
https://twitter.com/mameruriha_0408/status/1117416742899204096?s=20
https://twitter.com/su78378388/status/1115874327151484929?s=20
やはりお子様がこれからお世話になる学校なので、参加して良かったと思えることが多いようです。
通信制高校の入学式には親はどんな服装で参加したらいい?
たしかに、参加するとなると、服装は悩みますよね。
入学式はお子様のせっかくの晴れ舞台なので、きちんとした装いで参加したいと思うでしょう。
やはり式典なので、保護者の方はきちんとしたスーツを着て参加するのが無難です。
具体的には、黒やネイビーなどの落ち着いた色のスーツを着用するのが望ましいです。
アクセサリーはパールのイヤリングやネックレスなど、あまり派手ではないものを身に付けるようにしましょう。
https://www.instagram.com/p/B96dQZnBl9W/?utm_source=ig_web_copy_link
下はパンツでもスカートでもどちらでも大丈夫ですが、スカートの方は場にふさわしい長さのものを着用するなど、丈の長さにも気を遣うよう心がけましょう。
また、服装がスーツなので大きすぎるカバンや派手なカバンはあまりふさわしいとは言えません。
スーツに合ったハンドバッグやクラッチバッグなどの小ぶりのカバンを用意しておきましょう。
避けた方が良いのは、カジュアルすぎる服装です。
ジーンズやサンダルなど晴れ舞台の場にふさわしくない服装は避けたいものです。
できるだけきちんとした、落ち着いた色の服装で入学式に参加するようにしましょう。
下の画像は、飛鳥未来きずな高等学校 お茶の水キャンパスの入学式の様子です。
引用:ズバット通信制高校比較
次は、ヒューマンアカデミー高等学校の入学式の写真です。
やはり親御さんは黒やネイビーなど濃いめの色のスーツを着用していますね。
中のトップスは白の方が多いようですが、黒の方もいらっしゃいます。
入学式当日の流れが知りたい!
たしかに、どのような流れで行われるのかも、気になりますよね。ここで、通信制高校の一般的な入学式がどのような流れで行われるのか解説していきます。
入学式は大体1時間ほど行うことが多いです。
生徒一人一人に入学許可証を渡し、校長先生からのお話や在校生の挨拶、新入生の挨拶、教職員紹介、集合写真という形になります。
学校によっては30分程度と短い入学式のところもあるようです。
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通信制高校の入学式で思ったこと
\・私服でOK
・名前を持って写真撮る
・若い人が多いが年齢が高い方も
・入学式の練習風景が見える
・来賓の方前から入場
・式が短いっ!(30分)
ちょっと全日制とは違った感じでしたね。#通信制高校 #通教#高校#入学式
— 何者@人生を好転させる人 (@utsutomo_nanja) April 15, 2019
また、ルネサンス高等学校の公式サイトでは2015年度の入学式の様子がたくさんの写真付きで紹介されています。
会場や式の雰囲気を知りたい方はこちらをご覧ください。
写真を見たところ、こちらの学校ではホールを貸し切って入学式を行っています。
ルネサンス高等学校のような規模の大きい通信制高校ではこのようにホールを貸し切って行うことが多いようですが、全国には規模の小さい通信制高校もたくさんあります。
小さい通信制高校ではその学校の校舎、教室で入学式が行われることもあります。
全校生徒がそれほど多くなく、新入生も数名といった場合は教室でこじんまりと入学式が行われます。
たしかに、大きいホールで行われる入学式よりも少しアットホームな入学式ではありますが、これはこれでお子様も緊張せず安心して参加できるといった利点もありますので、ご安心ください。
親は入学式当日に何を持っていけばいい?
ここでは、入学式当日に保護者の方が持っていくと良いものを解説していきます。
カーディガン
https://www.instagram.com/p/BjbTuiYHdMp/?utm_source=ig_web_copy_link
ほとんどの通信制高校の入学式は4月と10月に行われます。
4月も10月も、季節的に少し肌寒いケースも考えられます。
そのような場合に体温調節ができるよう、カーディガンを持っていくのが良いでしょう。
この時期の室内は暖房もついているところが少なく、自分で体温調節をしなければいけないことが多くあります。
また、入学式中は長い場合で1時間、ほとんど動かずに見学しているので、案外冷えてしまうことも考えられます。
余計な心配をせず、お子様の晴れ舞台に集中するためにもカーディガンはぜひ持っていくことをオススメします。
スリッパ
先にもお伝えしたように、通信制高校の入学式は大きなホールで行われることもあれば、教室や学校の体育館などで行われることもあり、場所は学校によって様々です。
体育館や土足禁止の教室で入学式が行われる場合は、スリッパを持参するのが無難です。
スリッパは学校によっては用意されていることもありますが、ない場合は非常に足元が冷えてしまい、その状態のまま1時間も過ごさなければいけない、なんてことも考えられます。
そんな事態にならないよう、入学式が開催される場所によっては家からスリッパを持参しておくことをオススメします。
もちろん、スリッパが必要ない学校もありますので、お子様が入学される学校ごとに事前に確認をしておくのが良いでしょう。
筆記用具
学校によっては入学式が終わった後、今後の提出物に関する説明や、スクーリングの説明、校舎の案内などがある場合があります。
その際に必要なことをメモできるよう、筆記用具は持参しておいた方が良いでしょう。
具体的にはボールペンやメモ帳などを準備しておくと安心です。
ボールペンは、メモをとる以外にも提出書類に氏名を記入することにも使えるので、ぜひ持っていくようにしましょう。
折り畳めるカバン
入学式で配布物がある場合があります。
配布物を入れるための折り畳めるトートバッグやエコバッグなどを持っていくカバンの中に入れていくと安心です。
持っていくカバンは、服装のところでも解説しましたが、小ぶりのハンドバッグやクラッチバッグがオススメです。
その中に折り畳んで入れることができるようなカバンを1つ持っていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では保護者の方のための通信制高校の入学式について解説しました。
それではポイントをおさらいします。
保護者の方のための通信制高校の入学式 ポイント
・保護者は入学式に参加するのが普通
・服装は黒やネイビーなど落ち着いた色のスーツで。アクセサリーも派手ではないものをセレクト
・入学式は1時間ほど。大きいホールで行われることもあれば教室や体育館で行われることも
・もしもの場合を想定し、カーディガン、スリッパ、筆記用具、折り畳めるカバンを持参する
入学式はお子様の晴れ舞台なので、しっかり準備をして親子共々晴れやかな気持ちで臨みましょう。
このような行事は緊張してしまうこともあるかと思いますが、ぜひお子様の新たな第一歩を温かく見届けてあげてくださいね。